夜のお城
投稿者:ヤバさん (22)
私は何年か前からお城巡りが趣味になりました。神奈川県に住んでいますので、小田原城へ行った事もあります。小田原城へ行った時の話しです。
私は小田原城は始めて行きました。平日で空いていました。なので小田原城の管理人が私へ付き添いで城の中を案内してくれました。展示物を1点ずつ。
お城の中はいろんな工夫が施されていて、カラクリ屋敷に近い内装でした。
私がある鎧兜が気になり、質問をしました。答えてくれましたが、何か私は興味本位でお城の展示物は戦国時代に使用されていたのですよね。と云いました。案内係の人も否定はせずに、そうだと思います。と云いました。
すると、私は戦国時代に使用された事は戦などで、人を殺したりしたのだから、何か怨念でも宿っているのですよね。なのでこのお城の建物の中なども、戦や城攻めにあった時は、何千、何万と人が死んだのですよね。と気味悪い事を云いました。
すると案内係の人が、私などスタッフが帰る時間になりますと、たまにですが、不思議と城の上の階あたりから、人の叫び声が聞こえてきたりと。展示物が帰り際に見た展示位置と、朝来た位置とでは違っていたり。と不思議な事は起きると云っていました。
たまに小田原城近くを深夜、車で通る人は小田原城外堀の池に人が立っているのを見たり。戦国時代の足軽の様な姿の人が歩いているのを何人も見た事がある。という話も聞くそうです。
お城には現代の人間が訪れに来るだけでなく、戦国時代に亡くなった人達も住んでいるのだと感じました。歴史を感じさせる場所には人ではない何かも存在しているのかもしれません。
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