ある日の晩、私はA先生と残業していた。同じ学年を担当していることもあって接点が多く、私たちは非常に仲がいい。その日も、○○くんが不登校気味だとか、□□ちゃんの背の伸びが早いだとか、たわいのない話をしていた。
A「というかT先生、知ってます?」
自分「何がですか?」
A「怖い話ですよ。この学校の」
自分「あぁ、第2校舎の2階に霊が出るってやつですか?」
A「それもあるんですけど、もうひとつあって」
自分「夜の学校でそんな話しないでくださいよ」
最近、A先生は怖い話にハマったらしく、残業中にいつも怪談を聞かせてくる。夜の学校ということもあり、かなり怖い。見回りはもう済ませたが、にしても怖く、怪談の後A先生が先に帰った時などはLINEでずっと話して気を紛らわせているのだ。
A「T先生怖がりですもんね、大人なのに」
自分「もっと平和な話がしたいですよ」
A「例えば?」
自分「〇〇くんの好きな人が───」
その言葉を遮るようにして、
「T先生、T先生、第2校舎2階の渡り廊下までお越しください。」
という校内放送が鳴った。
私たちは戦慄した。その声の主は、生気はなかったが、間違いなくA先生だったのだ。
A先生は青ざめた顔をして、「もう1つの怖い話、これです」と言った。一気に先程の怪談の記憶が蘇ってきた。もう2人とも仕事できるような精神状態ではなく、未採点のテストを持って急いで帰宅した。
校門を抜けた際、ひっそりと「チッ」という舌打ちが放送されたことを、未だに覚えている。
怖かったです。夜に読んだので続々しました
誰?
どういうこと?
ん?
ちょいこわ
↑
me too
まじでこわ
つまりどういうことだ…?
怖かったです、、、、、、、、、、あれ後ろに、、、、、、、、
怖い
意味がわかったら怖いですねー
最初怖くないやんって思ったけどよく見ると怖いですね
怖〜〜〜〜〜〜
A先生のふりしてT先生を狙ってたけど本物のA先生がたまたまその場にいたから罠にかからず帰宅してそれで舌打ちした感じかな
SCPにこんなやつ いた気がする