雄島
投稿された怖い話の中から雄島にまつわる怖い話を一覧で表示しています。
東尋坊と並び有名な福井県の心霊スポット「雄島」。
反時計回りで島を廻ると死ぬ、呪われるなどの噂がある心霊スポットですが、ここにはどのような怖い話が眠っているのでしょうか。
雄島の新着怖い話
福井の有名心霊スポット「雄島」
福井県の心霊スポットと言えば、真っ先に思い浮かぶのが東尋坊だと思いますが、ここ雄島も東尋坊と並び有名な心霊スポットです。
反時計回りで廻ると呪われる、東尋坊で身を投げた自殺者の遺体が流れ着く、心霊写真が撮れてしまう…などなど、様々な曰くのある雄島はどのような場所なのでしょうか。
このページでは雄島がどのような島なのか、そしてどのような心霊現象が起こる心霊スポットなのかを紹介していきたいと思います。
雄島とは
雄島(おしま)は福井県坂井市三国町安島にあり、越前加賀海岸国定公園に含まれている島です。
面積が約10.2ha、周囲約2kmの比較的小さな島で、手前の安島漁港から架かる雄島橋を徒歩か自転車で渡って行くことができます。
雄島で有名なもの
すっかり心霊スポットとして有名になった雄島ですが、神秘的な自然や歴史を感じることのできる場所がいくつか存在します。
・磁石岩
雄島には磁石岩と呼ばれる、近くに置いた方位磁石が狂ってしまうほどの磁気を帯びている岩がいくつか存在します。
雷に打たれたせいで磁界ができたと言われていますが、真相は不明なようです。
・瓜割の水
瓜割の水は海岸に近い場所にも関わらず、真水が湧く小さな泉です。
雨が地中の節理に沿って流れ出た地下水は夏でも冷たく、泉に入れた瓜が割れたと言われています。
・大湊神社
源義経が落ち延びる際に立ち寄り、家臣の兜を奉納したという逸話が残る神社です。
かつての社殿は織田信長の兵によって焼き払われ、現存している社は元和7年(1621年)に造立されたものであると伝えられています。
本殿・拝殿ともに福井県の文化財に指定されている神社です。
心霊スポット「雄島」での心霊体験
観光スポットやパワースポットの顔を持ちながらも、東尋坊と並ぶ心霊スポットである雄島。人によっては東尋坊よりもヤバいと言うほどの場所ですが、一体どのような心霊体験や恐ろしい噂が報告されているのでしょうか。
引き返すと呪われる?「雄島橋」
雄島に渡るには安島漁港から伸びる雄島橋を渡らなくてはいけません。
全長224メートルと少々長い橋ですが、この橋を途中で引き返すと呪われる、霊を連れてきてしまうといった噂が囁かれています。
東尋坊で身を投げた自殺者の遺体が海流によって流され、引っかかってしまうため、雄島橋周辺を霊が彷徨っているからとも言われていますが真相は如何に……。
天気の良い日中には美しく雄大な青い海を眺めることができるスポットですが、夜の雄島橋は心霊写真が撮れるとも言われる恐怖スポットに変貌します。
訪れた際は念の為、引き返さずに渡りきったほうがよいかもしれません。
雄島を反時計回りで廻ってはいけない
恐らく雄島にまつわる心霊的なエピソードとして最も有名なのが、この「反時計回りで島を廻ってはいけない」というものではないでしょうか。
反時計回りで廻ると海に引きずり込まれて死ぬ、呪われて事故に遭うなどの恐ろしい噂がありますが、YouTuberやテレビ番組を見る限り亡くなった方は確認できませんでした。
なぜ反時計回りは駄目なのか。
これは恐らくですが、反時計回りで雄島を廻った場合、最後に大湊神社を訪れる形になってしまうことが理由と考えられます。
島を廻る際には最初に神様にご挨拶をしたほうがいいのかもしれませんね。
呪われたいという特殊な願望がない方は、雄島を訪れた際には素直に時計回りで観光することをおすすめします。
もう一つの心霊スポット「雄島トンネル」
雄島のほど近くには雄島トンネル(雄島隧道)という長さ20メートルほどの小さなトンネルが存在しており、雄島、雄島橋と並ぶ心霊スポットとして有名です。
この雄島トンネルには普通のトンネルとは決定的に違う部分があります。
それはトンネルの中ほどに横穴があり、その奥に高さ2.2メートルの観音像が置かれているというものです。
観音像の目が赤く光ると事故に遭う?女性の霊の目撃情報も
この雄島トンネルの観音像ですが、目が赤く光る姿を見てしまうと事故に遭うという噂が囁かれています。
また、観音像の横に女性の幽霊が現れるという噂もあることから、雄島トンネルが心霊スポットと呼ばれるようになったのだと思われます。
実際に事故に遭った人がいるのかは不明ですが(事故に遭いそうになった話は奇々怪々に投稿されています)、観音像が置かれているということからも、遊び半分で訪れるのはやめておいたほうがよさそうですね。
雄島トンネルの観音像の正体は…
実はこの観音像がある横穴は人工的に作られたものではなく、地元の方たちが「神秘の岩窟」と崇めていた海側から続く岩穴がトンネルとつながったものです。
トンネルとつながった岩穴を見た住人たちが「永遠の霊窟」を願い建立したのが観音像と言われています。
現在の観音像は昭和57年頃に建てられたものとされていますが、具体的に誰が建立したのかなどの詳細は不明のようです。
しかしながら、今もなお地元の方によって手厚く管理されています。
雄島では心霊写真が撮れる?
雄島にまつわる噂として、海から伸びる手の心霊写真が撮れるというものがあります。もはや海の心霊スポットの定番ですね。
実際にそういった心霊写真が出回ったことはないと思いますが、雄島では東尋坊から身を投げた人の遺体が見つかることも少なくないというので、心霊写真が撮れてしまうことは本当にあるのかもしれません。
また、雄島橋で写真を撮ると高確率で心霊写真が撮れるという噂もあります。
美しい自然を眺めることができる観光スポットであり、パワースポットとしても有名な雄島ですが、実際に心霊体験をしている方は多いようです。
冷やかし目的では行かないほうがよいかもしれません。