学校は

私が中学生の時の話です。
私は部活動で野球をしていました。夜7時位に帰る時もありました。何故かある夜に高齢の見知らぬ女性が私と、友人ヘ歩み寄り怪談話を数分するのでした。何か面白いね。としかその時には感じませんでした。ある時に先日あった見知らぬ女性が再び私に歩み寄ってきました。何か私達ヘ迫り来る表情で学校は昔から怪談話が多いでしょう。それは学校という土地は昔から死体を埋める墓地や、処刑場所であった土地が多い。なので呪われた土地が多いから。悪い幽霊が住み着いているのだよ。と重たく語っていました。

数週間後、クラスの友人が何日も様子が変で、霊感があるというクラスの女子と一緒にお祓いをしてもらおうと神社ヘ行くことになりました。私も興味があったので、その日は部活動を休み行きました。彼女はうつむき加減で、何か独り言を云っていました。神主さんは直ぐに彼女の様態が分かったらしく、やはり霊に取り憑かれていたそうです。神主さんから20、30分はお祓いをして貰い何とか彼女は元気に戻りました。私は神主さんへ何故彼女は取り憑かれたのか尋ねたら、学校は昔から幽霊が棲み着いている所だと。なので災いが起きやすい所だと。交通事故や海難事故で巻き込まれる子が後を絶たないとか。何か私はクラスメイトの彼女をお祓いしてもらった神主さんと、下校途中に高齢の女性が話していた事が妙に似ているのは気味悪く感じました。