屋島
投稿された怖い話の中から屋島にまつわる怖い話を一覧で表示しています。
香川県高松市の屋島。
かつての合戦の跡や古墳などで有名な屋島ですが、実は心霊スポットとしてもかなり有名です。
屋島には一体どのような怖い話や噂が眠っているのでしょうか。
屋島の新着怖い話
香川県の有名心霊スポット「屋島」
香川県高松市にあある「屋島」をご存知でしょうか。
かつては日本の歴史上でも有名な合戦が行われたり、貴重な自然が残っていたりと、国の史跡および天然記念物にも指定されています。
しかし、屋島は同時に有名な心霊スポットでもあるのです。
このページでは、屋島がどういった島なのか、どのような心霊現象や怖い噂があるのかを紹介していきたいと思います。
屋島とは
屋島(やしま)は、香川県高松市の東北に位置する、硬質の溶岩に覆われた平坦面が侵食された残丘(ざんきゅう)で、南北に長い台地状の地形をしています。
屋島の名前の由来は、屋根のような形から来ていると言われており、高松市のシンボルともなっています。
古来から瀬戸内海の海路の目印として重要とされており、交易の要衝でした。
屋島は江戸時代までは完全な島でしたが、江戸時代に始まった開発により埋め立てられて陸続きとなりました。
島内には多くの遺跡があり、また、貴重な地形の台地であることなどから、1934年には国の天然記念物「屋島」に指定されています。
屋島の歴史
屋島内では、弥生時代の後期に土器製塩が開始されていたことがわかっています。
弥生時代中期の高地性集落の痕跡もあり、飛鳥時代には屋島城(屋嶋城)が築城されたことからも、非常に古くから重要な場所であったことが伺えます。
平安時代末期、屋島は、一ノ谷の戦い(治承・寿永の乱(源平合戦)の局地戦の一つ)に敗れた伊勢平氏が撤退してきた四国東端の軍事要衝でした。
その後、源氏の追撃を受け「屋島の戦い」の戦場とりました。
この戦いで源氏方の那須与一が平氏方の軍船に掲げられた扇の的を射落とした逸話が、今日まで語り継がれています。
心霊スポット屋島での心霊体験と噂
非常に古くからの歴史があり、また、貴重な地形でも有名な屋島ですが、今や四国で心霊スポットといえば必ず名前があがるほどの有名心霊スポットでもあります。
屋島はいったいどのように心霊スポットとして有名になったのでしょうか。
ここからは、屋島で報告されている心霊現象や怖い噂などを紹介していきたいと思います。
屋島隧道に現れる落ち武者の霊
屋島内の屋島ドライブウェイにあるトンネル「屋島隧道」では落ち武者の霊が出ると言われています。
かつてここで繰り広げられた合戦により命を落とした侍たちの霊が今も彷徨い続けているのでしょうか…。
落ち武者を見たという目撃談もありますが、トンネルを通ると唸り声が聞こえるという報告も多いようです。
廃墟マニアにも有名な廃ホテル「甚五郎」
実は屋島には廃ホテルが多いと言われていますが、中でも一番有名なのが、この廃ホテル「甚五郎」ではないでしょうか。
最大で200人程度が宿泊できる大規模なホテルであった甚五郎は1960年に開業、昔は観光地として賑わっていたようですが、徐々に客足が減少、2002年に倒産し、その後廃墟化してしまったようです。
廃ホテル甚五郎には…
・這いずり回る上半身だけの幽霊が現れる
・2階と3階にお経が貼られている
などの噂があります。
実際にホテル甚五郎にどういった曰くがあるのかは不明ですが、見晴らしの良い場所にそびえ立つ大規模なホテルには、霊が集まってくるのかもしれませんね。
自殺の名所?「長崎の鼻」
屋島の最北端で瀬戸内海に突き出した形の岬が「長崎の鼻」と呼ばれる岬で、先端には幕末に作られたと言われる砲台跡があります。
実はこの場所、自殺の名所で入水自殺が多いとされています。
過去には近くで焼身自殺があったとも噂されていたり、この付近に水死体が流れ着くという噂もあるようです。
また、ドライブで訪れた人の中には車に手形が付いていたという噂もあり、霊が彷徨う危険な場所かもしれません。
歴史好き廃墟好きに人気の屋島だが…
歴史好きや廃墟好きな方が多く訪れる魅力的な島、屋島ですが、偶然にも心霊体験をしてしまう人がいるようです。
せめて遊び半分では行かないほうがいいかもしれませんね。