しとどの窟
投稿された怖い話の中からしとどの窟にまつわる怖い話を一覧で表示しています。
神奈川県の有名心霊スポット「しとどの窟」。
観光地としても有名な場所ですが、同時に心霊スポットとしても全国的に有名な場所です。
この「しとどの窟」にはどのような怖い話や噂が眠っているのでしょうか。
しとどの窟の新着怖い話
神奈川県の有名心霊スポット「しとどの窟」
神奈川県にある「しとどの窟」は全国的にも有名な心霊スポット。名前くらいは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
パワースポットであり観光地としても有名なこの場所では様々な心霊現象が目撃されています。
このページでは「しとどの窟」がどのような場所なのか、そしてどのような怖い話や噂があるのかを紹介したいと思います。
「しとどの窟」とは
しとどの窟(しとどのいわや)は、神奈川県真鶴町と湯河原町にそれぞれ存在する洞窟で、治承4年(1180年)、平家に破れた源頼朝が隠れた場所とされています。
「しとどの窟」の名前の由来は、頼朝の追手が「シトト」と言われる鳥(アオジ・ノジコ・ホオジロ・ホオアカなどの小鳥の古名)が急に飛び出してきたので、人影がないものとして立ち去ったからと言われています。
海に面していたが地震で隆起した「しとどの窟」
真鶴町にあるしとどの窟は、頼朝の時代には海に面していたものの関東大震災による土地の隆起で現在の高さとなったと言われています。
また、頼朝の時代には130mの奥行きだったものが徐々に波に削られ、江戸時代末期には間口3m、奥行き11mほどの大きさとなっていたようです。
その後も戦時中には多くの石が切り出されて現在の大きさになったと言われています。
石仏が並ぶ「しとどの窟」の中
洞窟の内部には「土肥椙山観音像群」と呼ばれる石仏が置かれています。
20体以上にも及ぶ石仏は、江戸時代に地域の人々が近親者の供養として奉納してきたものと言われています。
静かで荘厳な光景は時に不気味ささえ感じます。この石仏たちがしとどの窟を心霊スポットと呼ばせる所以になっているのでしょうか。
「しとどの窟」で起こる心霊現象
ここからはしとどの窟で起こると言われている心霊現象を紹介していきたいと思います。
やはり立ち並ぶ石仏にまつわる心霊現象や怖い噂が多いようです。
「首なし石仏」の噂
しとどの窟にまつわる有名な噂として「首なし石仏」があります。
これは20体以上並ぶ石仏の中から、首がない石仏を3つ見つけると近いうちに死ぬというものです。
実際に首のない石仏を数えた人が事故に遭ったという噂もあるので、念の為、数は数えないほうがよいかもしれません。
睨みつける石仏の噂
並んだ石仏の中に、怒りの表情でこちらを睨みつける石仏があるという噂です。
しかもその睨みつける石仏は、戦いに破れた源頼朝だという噂も……。
源頼朝の霊かはわかりませんが、歴史あるしとどの窟には、この世に恨みを残した霊が彷徨っているのかもしれませんね。
女性の霊が出る
しとどの窟に向かう途中にはお地蔵さんが並ぶ広場があり、その広場のベンチ周辺では女性の霊の目撃談があるようです。
女性の霊は石仏の前にも現れると言われています。この一体を彷徨っているのでしょうか。
消えるお地蔵さん
行きには確かにあった入口近くのお地蔵さんが、帰りに消えていたという体験談があるようです。
霊によるイタズラなのか、それとも何か良くないことを暗示しているのでしょうか……。
「しとどの窟」は神奈川No.1とも言われる最恐心霊スポット
神奈川の心霊スポットで一番恐ろしい場所と挙げる人も多い「しとどの窟」。
そんな「しとどの窟」はかなりの山奥に位置しているので、夜は暗く危険なうえに、奥まで行くにはそこそこの体力が必要です。
遊び半分では行かないほうがよいかもしれません。