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不思議体験

たちさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

懐かしい場所
短編 2025/04/02 00:12 583view

数日前から左脇腹付近がズキズキしていたが特に気にせず生活をし、仕事もしていた。

痛みを感じ始めてから3日後、仕事中に立っていられないほどの痛みに襲われ、とても仕事ところではないので早退し自宅へなんとかたどり着いた。

横になっても痛みは全然引かない。

あまりの痛さに意識が朦朧とする中、救急車を呼ぶことに。

病院から車で5分程で自宅に着くはずなので玄関で待つことに。

しかし、5分、10分経っても救急車は来ない。

玄関で倒れ込むように横になると救急隊の方が来てくれた。安堵した私はそのまま眠ってしまった。

まもなくして、救急車の中で目が覚めた。

「あれ?まだ病院じゃないのか。」

数分間だけ眠ってしまったと思った私は周りを見渡した。

救急隊の方が近くにいない。

おかしい。普通は1人くらいそばにいるはずなのに…と思ったが相変わらず脇腹の痛みは続いていた。

病院に着くのを待つしかない私は目を瞑り、ただ痛みに耐えていた。

そして、車が止まった。

後ろのドアが開き、ストレッチャーに乗せられたまま外に出て私は驚愕した。

いつも行き慣れている近くの県立病院ではなく、数十年前に取り壊された旧県立病院に私は搬送された。

子供の頃、よく通っていた古びた建物。老朽化により取り壊され、移転する前の病院がそこにはあった。

「え?夢?いや、それにしてはハッキリし過ぎている…」

自問自答しながらも運ばれているは内心焦っていた。

ストレッチャーに乗せられたままある病室へと運ばれた。

恐怖と痛みが同時に襲ってくる。

とりあえず痛みだけでもと思い、目を瞑りい気を整えていた。

「鈴木さんですねー、レントゲン撮りますよー。」

突然、医者らしき人が入ってきて、そう私に伝えた。

ストレッチャーに縛られたまま、レントゲン室へ移動し、ようやく、ベルトが外された。

どこからともなく声が聞こえてきて、言われた通り動き、レントゲンを撮ることを終えた。

その後、なんの指示もなくレントゲン室で待っていると入り口のドアが開き、診察室へ誘導された。

そこには古い机に資料らしき紙が散乱し、私のレントゲンであろう写真を先生が眺めていた。

「尿管結石ですね。」

意識が朦朧とする中、病名が聞こえ、そのまま気を失ってしまった。

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