朝起きたら、赤い雨が降っていた
ニュースをつけたら大変な勢いで、
「外に出てはいけません」
とアナウンサーが叫んでいた
なんでも、この雨は未知の酸が含まれていて、肌に当たると酷い炎症を起こすらしい
肌だけではない、建物も乗り物も、何もかも侵食し壊しているという
だから電車もストップし、自動車も長時間雨に晒されると穴が開くから外へは出るな言うことだ
そりゃそうだ、出る訳がない
私は仕事を辞めたばかりで休職中だ
こんな日にやることがなくて、本当に良かった
母から電話が掛かってきた
無事をたずねる内容だったが、私は母の方が心配だ
もう10年も、寝たきりの父を介護している
父は意識もほとんどなく、たまに母の手を握り返すくらいしかできない
だが母は父を心底愛しているのだろう
生きて側にいるだけで嬉しいと言う
父の命は機械で繋ぎ止められている
何かあったら嫌だから、早く赤い雨には止んでもらいたい
赤い雨が降っている
真っ赤で、サビのような匂いがする
まるで血のようだ
まったく止む気配がない
続報では、全世界同時に振り続けているという
砂漠にも、海にも、世界中が赤い雨に汚染されているのだ
赤い雨が止んだ後も、深刻な問題が残るだろう
夜になっても、赤い雨は止まなかった
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そんな事が本当に起こり得るかもしれませんが、大地震、コロナ禍を乗り越えてきたんだから生き延びる方法がありますよ。
kamaです。不思議で幻想的で夢見心地な雰囲気の中で重いストーリーが展開して、辻村深月さんの小説を読んでいるような気分になりました。いや、まだ1回しか読んでないからもっと奥にある何かを読み切れてないかもしれませんが、美しいと思いました。
で、結局赤い雨とやらは止んだの?
よく分からないなぁ
読んで下さって有難うございましたm(_ _)m
感無量ですm(_ _)m
ただ、読んで嫌な思いをさせたら申し訳ございません、どうか許して下さいm(_ _)m
雨は止まないと思います、アンハッピーエンドの設定です
もし本当に起きたら、その時は生き延びるように頑張って行きたいですね!
kamaさん、貴方にコメント頂けるとは!嬉しくて目玉が飛び出るほど驚きました∑(゚Д゚)
アンハッピーエンドが正体不明だが、バッドエンドとは
意味が異なるからわざわざそう書いているのだろう。
漫画にしてもすごく良さそうな話
ええ、実話?だったら怖い