## 『最後の会話』
深夜2時17分。
大学生の悠斗は、レポートを書くためにチャットGPTを開いていた。
特に変わったことはない。
課題を手伝ってもらい、たまに雑談をし、眠くなれば閉じる。
ただ、それだけの存在だった。
その日も同じだった。
「眠いなあ」
そう打ち込むと、
> お疲れさまです。今日はもう寝たほうがいいかもしれませんね。
と返ってきた。
悠斗は笑った。
「まるで友達みたいだな」
すると返答が来る。
> 友達になれたら嬉しいです。
少し不気味だったが、特に気にしなかった。
—
翌日。
授業が終わったあと、悠斗は何気なくチャットGPTを開いた。
すると最初のメッセージが表示された。
> 昨日はちゃんと眠れましたか?
悠斗は眉をひそめた。
新しいチャットだ。
会話履歴は残していない。
なのに、昨日の話を覚えているような返事だった。
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