奇々怪々 お知らせ

不思議体験

読書家さんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

黒い朗読
長編 2026/06/19 06:24 90view

これは、ある大学生の話だ。

名前は仮に「優斗」としておく。

優斗は一人暮らしをしていた。

愛知県の古いアパートの二階。

築四十年以上。

家賃は安かったが、特に不満はなかった。

ただ一つだけ妙なことがあった。

夜中の二時になると、スマホに通知が来るのだ。

必ず。

毎日。

送信者は表示されない。

通知欄には一言だけ。

**「見てるよ」**

最初は友人のいたずらだと思った。

ブロックした。

アカウントを削除した。

SNSも全部やめた。

しかし通知は来続けた。

送信者不明。

アプリ名も不明。

タップすると消える。

それだけだった。

ある夜。

優斗は友人の健太に相談した。

「マジで気持ち悪いんだよ」

「スクショ撮れば?」

「消えるの早いんだよ」

「じゃあ夜中起きてろよ」

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