## ――最後まで読むと呪われた人が444人います。
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## 第一章 見つかった録音
2028年。
冬。
午後四時。
古い団地の解体工事で、一台のICレコーダーが見つかった。
充電すると動いた。
録音は全部で87件。
最初は工事の音。
子どもの笑い声。
犬。
テレビ。
普通だった。
しかし、録音番号42から様子が変わる。
女性の声。
「もしこれを聞いてるなら……お願いだから七夜目だけは数えないで。」
そのあと十五秒ほど沈黙。
突然、
「え?」
女性が息を止めた。
「……今、六だったよね。」
また沈黙。
「違う。」
「七……だった?」
録音終了。
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