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都市伝説

Mameさんによる都市伝説にまつわる怖い話の投稿です

女3人UFO旅情 消えた男と走り屋と、謎の畑で捕まえて!?
長編 2026/06/07 21:56 541view

「エンジンは切れてたよ。キーは付いたままだったけどね。運転席側には誰もいなくてさ・・・ドアは開きっぱなしになってたな」

「そう、だから俺らは運転手がすぐに戻ってくるんだろうと思ってたんだけど、結局朝まで誰も戻ってこなかったな」

「ホントはあんまり関わりあいたくなかったんだけど、なんかヤバそうだったんで警察に通報したのさ」

男たちが当日の様子を語った。

「そう、警察に通報してくれたの、あなたたちだったのね」
アカネが男たちに感謝する。

「ところで、みなさんはUFOを見たことはありますか?」
また綿メイが空気を読まずぶっこむ。

「あるよ」「あるある」「オレも見た」「この辺じゃみんな見てんじゃないかな?」

思いがけず食いついてくるメンバーたち。

「マジかよ、わら」思わず笑みがこぼれる綿メイ。

「まさか、その行方不明のアニキ、UFOがらみなのかい?」拓也が聞き返す。

アカネが応える。
「いやあ、そういうわけじゃないんだけど、行方不明になる直前にUFOを見たって話していたらしくて、念のためそっちの視点からも探してるのよ」

「へぇ~・・・」拓也がなにかひっかかっているような顔をする。

「おんやぁ? 何か知ってそうな顔ですな」綿メイが詮索する。

「拓也、オマエまさかアレのこと考えてんじゃねぇだろうな?」
T・Mのリーダーがなぜか焦っているようだ。

「ん、あぁ・・・まぁな。ちょっと気になるじゃねぇか」

「なんだい? 気になることがあるんなら、この際だ、聞かせてくれないかい?」

「・・・リョーコさんの頼みとあっちゃ断れないな。・・・実は・・・」

拓也が昔の事を思い出しながら語った。

「あれは中学生の頃だから、もう10年くらい前か・・・オレら仲間とつるんでサバイバルゲームとかしてたんだ・・・ほら、ガスガンでプラスチックのBB弾を打ち合う戦争ごっこさ。あちこちいろんなフィールドで遊んでたんだけど、誰かが言ったんだ・・・樽前山の西の森の中に廃墟になった農場か牧場みたいなものがあるから、そこでやろうぜって。で、20人くらいで集まってさ。チームには大人もいたから、全員クルマに分乗させてもらってそこを目指して行ったんだけど・・・」

T・Mのリーダーも一緒に語りだした。
「オレも一緒に行ったぜ。なんとも変なところだったな。木造のボロボロの建物かと思って中に入ったら、なんだか理科室みたいな・・・科学の実験室みたいな雰囲気でさ」

「そうそう、それに、地面かと思って歩いていたら、なんか足音がゴンゴン響くところがあって、まるで地面の下に空洞が広がっているような・・・」

「だからオレたち、そこは廃墟に偽装したUFOの基地なんじゃないか、なんて話してたんだ。地面が割れてパァァァァーンとUFOが飛び出してくるみたいな。・・・まぁ厨房のたわごとさ」

「その後だ。学校に行ってそのことを話したら、オカルト好きなやつが興味をもったみたいで、そいつ、日曜に一人でそこに向かったみたいなんだ・・・行くって言ってたから」

「成績優秀で学級委員長にもなったようなやつだったのにな・・・」

6/21
コメント(1)
  • Mameです。楽しんでいただけたでしょうか?
    13Pで、リョーコと拓也のちょっとムフフな流れがありますが、
    実は元の原案段階ではさらに長く、じっくりと、禁断のシーンがつづきました。
    書き上げてとても満足したのですが・・・さすがにこれは奇々怪々からもBANされる!と思い、
    校了版ではムフフの入口あたりで抑えることにしました。
    いつかチャンスがあれば、「ピンクのしおり」バージョンも書きたいところです。
    ま、無理かな。

    2026/06/07/22:43

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