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都市伝説

Mameさんによる都市伝説にまつわる怖い話の投稿です

女3人UFO旅情 消えた男と走り屋と、謎の畑で捕まえて!?
長編 2026/06/07 21:56 396view

「いや・・・待ってください」と綿メイ。
「えっ・・・コレ・・・苫小牧の北西方向に、樽前山(たるまえさん)と支笏湖(しこつこ)があるじゃないですか!!」

「うん・・・あるけど」アカネとリョーコが同時に綿メイの顔を見る。

「樽前山はUFO目撃情報が頻発している山で、大量のUFOが目撃されて新聞にも載ったことがある山なんですよ」

「ええーーー、そうなの?」

「それに支笏湖・・・ここは死の骨の湖と書いて死骨湖とも呼ばれることがあって、怪談めいた話もたくさんあるんですよ。北海道版の首無しライダーの目撃はこの支笏湖へ向かう道路だと聞いています」

両腕をさすってビビるリョーコ。
「やめて~~こわ~~宇宙人はいいけど、オバケは勘弁して~~~」

「どっちも怖いて」つっこむアカネ。

「でね、草薙さんのトラックが乗り捨てられていたのが、ココ・・・」

Mapのとある地点を指さすアカネ。

「えっ、ほら、やっぱり樽前山の麓じゃないですか」驚く綿メイ。

「ここは県道・・・北海道だから道道か・・・道道141号線ね。おかしいわね」
リョーコは不審に感じた。

「そうなのよねぇ。ここは支笏湖と苫小牧を結ぶルートで、はっきり言って山道よ。私たち流通ドライバーなら、札幌とか、旭川に向かうなら高速を使うはず。苫小牧からなら道央自動車道に乗るのがセオリーよ。141号線は真逆・・・なんでそんなところに向かったのかしら」首をかしげるアカネ。

「ま、明日現場行っていろいろ探ってみよう。今日はもう寝よう」とリョーコ。

「そうね。じゃあ明日は・・・え~と・・・大浴場は朝の6時から、朝食は7時からね。
それまでぐっすり寝かせてもらいましょうか」とアカネ。

「ハーイ、じゃあおやすみ~」

真っ暗な海を切り裂いて、ただ一隻北上するフェリー。

その航跡だけが月に照らされて不気味に光って見えた。

・・・・・・・・・・・・
【ようこそ北海道】

翌13:30 フェリーは定刻通り無事に苫小牧港に到着。
アカネの運転するランクルが車両甲板から出る。

まずは草薙氏がUFOを目撃したという倉庫前だ。
アカネも長距離ドライバーとしてここにはよく顔を出していたので、
とりあえず単独で事務所の方にアタックしてみたり、顔見知りのドライバーたちにも
改めて聞いてみたものの、やはりこれといった情報は手に入らなかった。

綿メイはビシっと北西方向に指を指したまま止まっている。
「なに?どうした?」と聞くリョーコ。

2/21
コメント(1)
  • Mameです。楽しんでいただけたでしょうか?
    13Pで、リョーコと拓也のちょっとムフフな流れがありますが、
    実は元の原案段階ではさらに長く、じっくりと、禁断のシーンがつづきました。
    書き上げてとても満足したのですが・・・さすがにこれは奇々怪々からもBANされる!と思い、
    校了版ではムフフの入口あたりで抑えることにしました。
    いつかチャンスがあれば、「ピンクのしおり」バージョンも書きたいところです。
    ま、無理かな。

    2026/06/07/22:43

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