奇々怪々 お知らせ

都市伝説

Mameさんによる都市伝説にまつわる怖い話の投稿です

女3人UFO旅情 消えた男と走り屋と、謎の畑で捕まえて!?
長編 2026/06/07 21:56 1,614view

「今朝はワタシが朝飯作りました。とくとご賞味あれ!!」張り切るリョーコ。

食卓のテーブルに4人分のハムエッグ、タマネギの味噌汁、サラダが並ぶ。

「味付け海苔もあるけど、食べる人~」

「ハーイ」と手を上げる拓也。

「あったかいごはんにバターを乗せて、それを醤油につけた海苔で挟んで食べると、それはもう最高級のイクラの味になるっス!!」 独特なレシピを披露する拓也。

「マジか!? じゃあワタシもやってみよ」リョーコがチャレンジする。

(なに、こいつら急に仲良くなっちゃって・・・新婚さんみたいやな) と内心アカネ
(さては・・・性の喜びを知りやがったな・・・) ニヤリとする綿メイ。

この日は拓也の案内で、登別まで足を延ばし、クマ牧場に行ったり、湯気の沸き上がる地獄谷を見たり、日帰り温泉に入って楽しんだ。

夜には拓也の率いるチーム「死骨っ子」とライバル「T・M・レボリューション」との交流戦があり、見事拓也が勝利した。リョーコは我が事のように喜んだ。

北海道での楽しい思い出を胸に、いよいよお別れの日が来た。
苫小牧18:45発 → 翌14:00大洗着のフェリーに乗り込むため、
ターミナルに集合する三人娘。

拓也が悲しそうな顔で手を振っている。

乗り場へ向かうリョーコの足が止まった。

「リョーコ?」

「アカネ、綿メイ・・・楽しい旅をありがとうね」
少し涙ぐんでいるリョーコ。

「アタシ、ここに残る。・・・なんか、大事なもの見つけちゃった!!」

「そう・・・よかったねリョーコ!!」

「結婚式には綿メイも呼んでくれるかなぁ~?」

「もちろんさ! 私ら仲間だ!」

「じゃ、元気でやっていくんだよ、リョーコ! 拓也によろしくね」

「あぁ!じゃあ、また、いつか!」

そう言って、リョーコは元来た道を走り抜け、拓也の胸の中に飛び込んだ。

やがて苫小牧を離れるフェリー。
リョーコと拓也が仲睦まじく手を振っている。

綿メイと二人きりになったアカネが、客室のベッドに横になりながら質問する。
「ねぇ・・・私たち、なんか忘れてないかな・・・なにか、どうしても思い出せないんだけど・・・」

19/21
コメント(2)
  • Mameです。楽しんでいただけたでしょうか?
    13Pで、リョーコと拓也のちょっとムフフな流れがありますが、
    実は元の原案段階ではさらに長く、じっくりと、禁断のシーンがつづきました。
    書き上げてとても満足したのですが・・・さすがにこれは奇々怪々からもBANされる!と思い、
    校了版ではムフフの入口あたりで抑えることにしました。
    いつかチャンスがあれば、「ピンクのしおり」バージョンも書きたいところです。
    ま、無理かな。

    2026/06/07/22:43
  • Mameです。
    毎度おなじみ、投稿アップしてから修正を加えております。
    まだいくつか直したいところがありますが、とりあえずOKとします。

    2026/06/08/07:10

※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。

怖い話の人気キーワード

奇々怪々に投稿された怖い話の中から、特定のキーワードにまつわる怖い話をご覧いただけます。

気になるキーワードを探してお気に入りの怖い話を見つけてみてください。