「逃げろ逃げろーーーー!!」
「みんな、早く乗れっ!」拓也がランクルの運転席に乗り、3人娘を迎え入れる。
他のメンバーは全員走って下山だ。
ブルドーザーも、重たいツルハシも全部その場に投げ捨ててきた。
その逃げる隊列の上空に、紫色に光るUFOが現れた。
「UFOだ!! やっぱりあいつら、UFOと関係してたんだ!!」拓也が叫ぶ。
綿メイが目を皿のようにしてUFOを観察する。
突然ランクルのエンジンが止まる。
「これだ・・・草薙さんもUFOに追われてエンジンを止められたからトラックを乗り捨てたんだ・・・」綿メイが説明する。
「拓也!怖いよ!」
「リョーコさん!!」
がっちり抱き合う二人。
UFOからまばゆいばかりの光が放たれる。
光に包まれながら、アカネの脳裏には草薙の声が聞こえてきた。
「アカネちゃん、ここまでよく来てくれたね。ありがとう」
「草薙さん? 草薙さんなの?」
「ボクは今、遠いところから話しかけているんだ。たぶん地球じゃないところ。
正直言うと自分でもよくわかってないんだけど」
「そこから逃げられないの?」
「うん・・・最初は怖かったけど、今は大丈夫だよ。とても充実した毎日を送っているんだ。実は極秘らしいけど、アメリカ政府や日本政府とも話をつけながら、地上で実験をしているんだ。人類が滅びないための新しい進化の実験なんだ。この地ではボクの細胞をサンプルにして実験してたんだけど・・・これからはもっと人目につかないところに移動しなきゃいけなさそうだね」そう言って笑っている。
「もう会えないの?」
「うん、たぶんね。心配しなくてもいいよ。みんなのことは殺したりしない。我々は人類を守りたいだけなんだ。幸せになるんだよ、アカネちゃん」
「草薙さん!! 草薙さん!! 草薙さーーーん!!」
光がだんだん閉じていく・・・・。
・・・・・・・・・・・・
【旅の終わり】
カンカンカンカンカン!!
「うをぁぁぁ!!」飛び起きるアカネと綿メイ。
「オラオラ起きた起きた~朝飯できてるよ!!」
なんと、エプロン姿のリョーコがフライパンをお玉でカンカン叩いている。
























Mameです。楽しんでいただけたでしょうか?
13Pで、リョーコと拓也のちょっとムフフな流れがありますが、
実は元の原案段階ではさらに長く、じっくりと、禁断のシーンがつづきました。
書き上げてとても満足したのですが・・・さすがにこれは奇々怪々からもBANされる!と思い、
校了版ではムフフの入口あたりで抑えることにしました。
いつかチャンスがあれば、「ピンクのしおり」バージョンも書きたいところです。
ま、無理かな。
Mameです。
毎度おなじみ、投稿アップしてから修正を加えております。
まだいくつか直したいところがありますが、とりあえずOKとします。