「うわ~~~ほんとにやっちゃっていいんかな?」壁沿いから逃げる綿メイ。
「行くぜ!! オラオラオラオラオラオラオラーーーー!!!」
バキバキと音をたてて塀がぶち破られていく。そしてそのまま中に突入するブルドーザー!
走り屋メンバーたちもまるで戦国時代の足軽のように叫んで中に突撃していく。
それを後ろからだまって見ている綿メイ。
「これ、綿メイは悪くないよねぇ・・・えええーい! ままよ!」綿メイも突撃していく。
だが、突撃していったメンバーたちの雄たけびが、だんだん悲鳴に変わって言った。
彼らも見てしまったのだ。突入したブルドーザーが轢きつぶしたキャベツの中から、グリーンの液体と共に人間のようなものが顔を出していたのだ。
同じく、ツルハシでキャベツを貫いたメンバーも、キャベツごと中の人間の頭を貫いてしまい、卒倒してしまった。
キャベツの中で育つ人間・・・だが、彼らには赤い血は一滴も流れていないようだ。
出てくるのはグリーンの液体だけだ。
黒ずくめの草薙4人が、アカネとリョーコを囲む。
「おまえら、草薙さんの偽物だろう!! 本物の草薙さんはどこだ!!」
アカネが叫ぶ。が、すでにアカネもリョーコもキャベツの弦に絡まれて身動きが取れにくくなっていた。
黒ずくめの男の一人がよってきて、生気の無い目のまま、なにかを語りかけてきた。
「あ・・・か・・・ね・・・ちゃ・・・・・・は・・・や・・く
にげ・・・る・・んだ・・・」
そう言うのが精いっぱいという感じだった。
その声を聴いて、アカネは悟った。
もう草薙さんは戻ってこれないところにまで行ってしまったんだと。
もう逃げるしかない。
「リョーコ!!走るわよ!全力で!!」
「おっしゃあああああ!!」
キャベツの弦をブチブチと全力で引きちぎって、ブルドーザーのいる方向に走る二人。
「綿メイ! 逃げるよ!!」
「了解!! 全員、撤収ーーーーーー!!」
「オウ!!」
メンバーたちも逃げていく。
ブルドーザーもキャベツを踏み荒らしながら後退する。

























Mameです。楽しんでいただけたでしょうか?
13Pで、リョーコと拓也のちょっとムフフな流れがありますが、
実は元の原案段階ではさらに長く、じっくりと、禁断のシーンがつづきました。
書き上げてとても満足したのですが・・・さすがにこれは奇々怪々からもBANされる!と思い、
校了版ではムフフの入口あたりで抑えることにしました。
いつかチャンスがあれば、「ピンクのしおり」バージョンも書きたいところです。
ま、無理かな。
Mameです。
毎度おなじみ、投稿アップしてから修正を加えております。
まだいくつか直したいところがありますが、とりあえずOKとします。