「ど、どういうこと?」困惑するアカネたちに草薙たちが歩みを寄せていく。
「アカネ、なんかやばそうだ。逃げろ!!」リョーコは後ろを向いて走る。
アカネも困惑したままとりあえず逃げる。
が、キャベツたちの弦がこれまで以上に足に絡みつく。
「ジャマだ!!」
リョーコが弦をブチブチと引っこ抜く。
すると切れた弦からグリーンの液体がビュッと飛び出してくる。
「くっそ、なんなんだコレ!」
怒りがわいたリョーコはキャベツの一つを思い切り蹴り上げた。
蹴られたキャベツの一部が空高くあがり、遠くまで飛んで行った。
「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」
アカネが悲鳴を上げてその場にへたり込んでしまった。
見ると、蹴られて崩れたキャベツの中から、大量のグリーンの液体が溢れ出し、
その中に胎児のように丸まっている草薙がいた・・・いや、草薙によく似た何かが横たわっているのである。
それを見たリョーコはおぞましさで吐き気を催してきた。
「まさか・・・まさか・・・ここにあるキャベツ全部・・・」
その間にも黒づくめの男たちが三人、四人と増えながらも彼女たちににじり寄ってくる。
その時だ。アカネのスマホに綿メイから電話が入る。
「もしもしアカネちゃん? こっち準備OKよ」
「よし! いいぞ! やってくれ!!」リョーコが叫ぶ。
OKの電話をもらった綿メイの後ろには、走り屋たちメンバーが突入準備を整えていた。
全員徒歩で応援に駆けつけてきたのだ。
「みんな!! 丸太は持ったな!!」 よくわからないことを叫ぶ綿メイ。
「い、いや・・・丸太はもってないけど」そう言って各々ハンマーやらバールやらツルハシを見せつけた。
「ちょっと待ったぁぁぁぁぁ!!」 うしろから声がする。
キュラキュラキュラと轟音を響かせながら、ブルドーザーが昇ってきた。
運転しているのはT・M・レボリューションのリーダー、そして拓也も同乗している。
「こんな壁、ブルで一気に破壊してやるぜ!!」























Mameです。楽しんでいただけたでしょうか?
13Pで、リョーコと拓也のちょっとムフフな流れがありますが、
実は元の原案段階ではさらに長く、じっくりと、禁断のシーンがつづきました。
書き上げてとても満足したのですが・・・さすがにこれは奇々怪々からもBANされる!と思い、
校了版ではムフフの入口あたりで抑えることにしました。
いつかチャンスがあれば、「ピンクのしおり」バージョンも書きたいところです。
ま、無理かな。
Mameです。
毎度おなじみ、投稿アップしてから修正を加えております。
まだいくつか直したいところがありますが、とりあえずOKとします。