それから、ぼくはずっといえにいます。
お父さんは、ぼくのことを見てくれません。
ぼくがよんでも、へんじをしてくれません。
でも、ぼくは知っています。
お父さんは、ぼくのことをわすれたんじゃありません。
思い出すと、かなしくなるからです。
だから、ぼくはまい日、
お父さんのかえりをまっています。
お父さんがドアをあけると、
ぼくは言います。
「おかえり」
でも、お父さんはへんじをしてくれません。
へんじをしてくれたら、
ぼくはもっとそばに行けるのに。
お父さん、
ぼく、ここにいるよ。
ずっと、ここにいるよ。
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