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ヒトコワ

モンタージュさんによるヒトコワにまつわる怖い話の投稿です

マナミ(自宅)
長編 2026/01/07 11:59 1,229view

俺がまだ学生だった頃の話。
当時俺は飲食店のアルバイトをしていた。

近くに大学がいくつかあることもあり、
夕食の時間帯のシフトは学生が多かった。

その日は俺とマナミさんとユウタさん
の3人でいつものように接客をしていた。

マナミさんは1つ年上で、
俺がバイト入りたての頃に仕事を教えてもらった優しい先輩だ。

ユウタさんは3つ年上で、
学生バイトのまとめ役の頼れる先輩だ。

そんな中、シフトに入っていないはずのハルキさんが、突然店に来た。

ハルキさんは2つ年上で、
ユウタさんと仲が良いおちゃらけキャラだ。

「俺の携帯、見てない?」
息が荒くて、目が泳いでいる。
普段のおちゃらけた雰囲気はどこにもなかった。
ユウタさんが「見てないよ。ロッカーにでも置き忘れてるんじゃない?」

俺も心当たりがなかったので見てないと答えた。

ハルキさんは一瞬だけマナミさんの方を見て、
「……いや、なんでもない」と呟いて店を出ていった。

マナミ「なんかあったのかな~?様子がおかしかったけど。」

ユウタ「だよな!帰り際マナミの方やたら見てなかった?」

マナミ「え〜?私なんもしてないですよ?」

俺「……なんか、だいぶテンパってましたね。」

ユウタ「俺マンション同じだし、後で覗いてみるよ。」

といった会話をしていると客足が増えてきたため、
それぞれ仕事をこなした。

閉店作業に入った頃、
ユウタさんがふと思い出したように言った。

「そういえばハルキ、ロッカー探したのかな。
なんか今日、ずっとそわそわしてたよな」

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