これは私が大学の課題で、
海に波の音を録音しに行った時の話です。
3箇所の海で、朝、昼、夜、
3回に分けて波の音のデータを集める予定でした。
課題の提出までに、あんまり時間がなかったので、
私は、土日に2箇所の海に行って、
朝から晩まで波の音を録音して、
平日の大学の空きコマの間に、1番近くの海に、
3回に分けて電車で向かって録音しに行くことにしました。
一回目に行ったときは、昼間で、
林を抜けてすぐにある、その浜辺は、
黄色い花が咲いていて、
曇っているのさえなければ、とてもきれいな景色でした。
私は、10分間、波の音を録音して、
何故か、ビーチに自分以外誰もいないのに改めて気づきました。
おかしいなあ、と思いつつ、
午後の授業があるので、そそくさと大学に戻りました。
2回目に行ったのは夜でした。
帰りの電車が確保できる、ギリギリの時間を狙って、
浜辺近くの駅で降り、
近くのレンタル自転車を使って、
急いであの浜辺に向かいました。
もうあたりは真っ暗でしたが、一度行ったことがあるのと、
スマホの地図アプリの力を借りて、
難なく浜辺までたどり着くことができました
浜辺で波の音を録音し終ってから、
電車が来るまで1時間以上あったので、
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