ジュースのおばさん
投稿者:誠也 としひら (5)
毎日数十円の小遣いをもらいながら遊んでる俺たちにとって、この「ジュースのおばさん」の存在はかなり嬉しかった。
A「おばさん!明日も来てよ!」
B「俺たちいつもこの公園で遊んでるんだ!ジュース買うから来てね!」
おばさん「あら、ありがとう。おばさんいろんな所にお客さんいるから、必ず来れるかわからないんだけど、みんなの事覚えておくね!」
おばさんは、また自転車に乗って、俺たちの元を離れて行った。
次の日も、その次の日もジュースのおばさんは俺たちの元へ訪れ、ジュースを売ってくれた。
俺達は、すっかりおばさんの太客になりクラスでも話題になった。
1週間経った頃には俺たちだけじゃなく、クラスの半分近い人数が公園に集まり、ジュースのおばさんの登場を待った。
チリン、チリン。
真っ白い肌に真っ赤な口紅、大きな丸メガネのジュースのおばさんが登場した。
俺達は輪になっておばさんを囲んだ。
おばさん「あら〜、今日はこんなにいっぱい来てくれたのね。はい、いつものジュースだよ。」
俺達は大はしゃぎしながら、ポケットの小遣いでジュースを買った。中にはおやつにヨーグルトを買う奴もいた。
10人以上の子供達で大騒ぎするもんだから、さすがのおばさんも少々焦っていたのか、俺たちの反応に、やや苦笑いをしていた。俺達は、おばさんのリアクションをよそに、腕にくっついたり自転車のカゴを掴んだりしておばさんに甘えていた。
おばさん「はい、はいはい。ありがとうねみんな!また来るから、今日は沢山買ってくれておばさん嬉しいな、またね。」
おばさんは、また自転車に乗り、俺たちの元を離れて行った。
俺のクラス全体がジュースのおばさんフィーバーになり始めた頃、おばさんが公園に来なくなりだした。最初の頃は、平日は毎日ぐらいの頻度で来ていたのだが、ここ最近は、3日に1回、
平日1度も来ない、そんな事もあった。
クラスの奴らが、つまんないだとかケチとか文句を言い始めた。最初からおばさんの事を知っていて、優しくしてくれたおばさんを悪く言うクラスの奴等にAとBは怒った。
A「お前らが一度に集まって騒ぐからおばさん、大変だったんじゃないのか」
B「次おばさん来た時はみんな、行儀良くしなきゃな。俺達、みんなが来てない時からおばさんのジュース飲んでたんだからな。」
そう話していたのだが、10数人集まってたクラスの奴らも、いつの間にかいつもの俺たち4人に戻っていた。
公園でキャッチボールをしながら俺達は、ジュースのおばさんに会えない寂しさをどこか感じていた。本命はジュースを安く買えて飲めるってはずなのにいつしか、おばさんへ気持ちを持っていた。
C「ジュースおばさん、最近ぱったりだよなあ」
俺「一度にみんなが集まって騒いだりしたから、学校に連絡が入ったりとかめんどくさい事になったんじゃないかな」
C「あーあ、まーた母ちゃんにおねだりしなきゃだなあ」
ため息をつきながらキャッチボールをしていたら、かすかに自転車のベルを鳴らすを音が聞こえた。
B「あれ…?おばさん?」
A「あ!ジュースおばさんだ!」
久しぶりにジュースのおばさんが俺たちの元に来てくれた。おばさんは、申し訳なさそうに俺たちを見て微笑んだ。
面白かったです、でも悲しい話ですね
ん~?
え
子供から目を離すな!
韓国人て怖すぎる
子供から目を離した自分い悪いのに韓国人て怖すぎ
「危険な好奇心」に似てる
パクさんですか
こう言う親って人のせいにするよね。
とうや君は別に息子をしに追いやったわけでもないのに逆恨みもいいところ。可愛そうすぎ。
飛び出した本人とそれを見てない親が悪い
kポップ好きだけどこの話聞くと韓国が怖い。😱