「今の言葉、訂正してください」
唐突に告げられた。
あなたは家族に殺されてしまうでしょうという予言に怒りを感じて発した言葉。
「私の家族がそんな事をするとは思えません。家族の内の誰に殺されるのか具体的な説明願います」
「弟です。あなたの弟にあなたは殺されます」
私が弟に殺意を芽生えさせるようなことをしたというのだろうか?
全く身に覚えがない。
やはり占い師なんて頼るんじゃなかった。
所詮ただの占い。
どうせ外れるだろう。
それに、私の弟はとても気のいいやつだ。
殺人なんて、するわけがない。
「なんで弟が私を殺すんですか?」
「なぜかって?私があなたのことが嫌いだからですよ」
初対面なのに何なんだこの占い師。
フツーに感じ悪い。
やだな。
やっぱり占いなんてあてにするんじゃなかった。
しかし、その数日後、私は弟に殺された。
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 5票
あぁ…そそのかしでしたかぁ…
ノストラダムスやら宗教家の予言は実際は結構ハズレが多いとか
「占いの類」などと言われる風水の場合は「こじつけ」だとしても一応ちゃんとした根拠と証拠がある。「西に黄色で金運UP」は「黄色は注意力UPの色だから使うと作業効率が上がった結果収入UP」という話だし、漏財宅などと言われる間取りは換気が良くないから体調崩した結果無駄な出費増という話。「風水は全くの戯言」などときめつける無知なバカはいつでもどこでもまさにバカ丸出しな言動多発だから怖い