自分の眼で確かめた瞬間、背筋がゾクッとした。
あの油絵が消えている。
そこにある筈のない、あの夢でみた階段が確かに存在している。
あれれ?
おかしいな。
さっきまでソコに谷口が立ってたのに。
俺が呼んできますよ。
そう言ってAはスタスタと階段を降りていってしまった。
俺は昨日の夢が脳裏にフラッシュバックし恐怖の余り逃げ出してしまった。
皆を呼んで戻った時、不気味な階段は忽然と消えていた。
Aは今も失踪中だ。
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