夕方。
授業中。
コンビニ。
どこでも届く。
**見てるよ**
**今、赤い服の人を見たね**
優斗は顔を上げた。
本当に赤い服の女性が歩いていた。
背筋が凍った。
さらに。
**今、左を向いたね**
向いていない。
だが怖くなって左を見る。
通知。
**ほら向いた。**
—
眠れなくなった。
体重も落ちた。
講義にも出なくなった。
毎日カーテンを閉め切る。
玄関に椅子を置く。
窓を確認する。
だが意味はなかった。
通知は届く。
どこにいても。
何をしていても。
—
ある夜。
優斗はついに送信元を調べようとした。
通知が来た瞬間。
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