また目が覚めた。
部屋は真っ暗だった。
そして初めて気づいた。
窓の外から、かすかに光が差している。
マンションの12階だ。
外に人が立てる場所などない。
なのに。
カーテンの隙間から、スマホの画面のような白い光が漏れている。
—
見てはいけない。
本能がそう告げていた。
だが、人間は恐怖に負ける。
私は少しだけカーテンを開いた。
—
そこには誰もいなかった。
安心して閉めようとした瞬間。
窓ガラスに映る自分の姿に気づいた。
違和感がある。
私の顔が笑っている。
でも私は笑っていない。
—
映った私は、ゆっくり口を動かした。
音は聞こえない。
だが確かに読めた。
> 「やっと見た。」
—
私は後ろへ転んだ。
窓から目を離した。
もう一度見る勇気はなかった。
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少しややこしいけどこのシリーズ続編みたいです!
作者です。続編作ったので見てね