—
私は凍りついた。
家の中だ。
確実に家の中。
ゆっくり歩いている。
—
ミシ。
ミシ。
ミシ。
—
玄関は開けていない。
窓も閉まっている。
なのに。
いる。
—
足音は一時間続いた。
夜明けと共に消えた。
—
翌朝。
天井裏を調べた。
誰もいない。
だが埃の上に足跡があった。
裸足。
巨大な足跡。
—
その日。
宮司が家へ来た。
私を見るなり言った。
「見られたな」
「何をです」
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