田村ことタムチンは大学の同級生で、一人暮らしをしていた。
家賃二万のアパートは風呂無しで、半世紀過ぎたくらいのボロさだった。
学校に近いと言う理由から、同じ部活の仲間と三人で泊まることになった夜の話だ。
夏の熱帯夜、窓を開けて男三人川の字で横になっていたが、暑くてなかなか寝付けない。
ただタムチンだけは、口を大きく開けイビキをかいて熟睡していた。
さすが家主だ!
すると、開いた窓から~ブーンと黒い物体が!?
飛び込んで来たかと思ったとたん、タムチンの口元に。
………ゴキブリ!!!
あたふたする三人。
開いたタムチンの口の中を入ったり、出たり~
ヤバイ!ヤバイ!
そう思ってる矢先……バリバリ…バリバリ…
と歯切りのいい音。
食べたぁ~!!!
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