ざわ・・・
ざわざわ・・・
がさがさがさ・・・
「う、うわぁ!!」
不気味な音が突然辺り一面に広がり、ビビったリョーコが上でバランスを崩しそうになるのを必死で耐える拓也であったが、結局肩車はつぶれて二人とも倒れてしまった。
「アイタタ・・・わっ!」リョーコのお尻が完全に拓也の顔面を押しつぶしていた。
「だだだ、大丈夫!?拓也!」
「だ、大丈夫れふ」結果的にリョーコの変なところに話しかける拓也であった。
アカネが慌てる
「二人とも大丈夫?早く立って!ここから逃げよう!!」
綿メイはもうクルマの中である。
「あ、足が・・・」倒れた時に足をねじったのか、痛みが走るリョーコ。
「つかまってください、リョーコさん!!」拓也が立ち上がり、リョーコをお姫様抱っこして抱き抱え、そのまま車へ走る。
(あっ・・・拓也、けっこうたくましいのね)
リョーコのハートが思わず(トゥンク💛)する。
リョーコを助手席に座らせると、拓也は急いで運転席に回り、アクセルをふかした。
元来た道を戻るランクル。誰も追ってはきていなかったが、暗くなり始めた山の中で、
謎の施設はだんだんと紫色の光を強めていった。
・・・・・・・・・・・・
【ジンギスカンの夜】
走り屋の仲間たちと別れたところまで戻ったランクルの中で一息つく4人。
「ところでみなさん、今晩はどこにお泊りなんですか?」拓也が聞く。
「アタイたち、支笏湖でキャンプでもしようかと、後ろにテントとか積んでんだ」
アカネが説明する。
「ああ~なるほど。・・・どうです?よかったらウチに来ませんか?」
「えっ、いいの?」綿メイはそっちのほうが良いらしい。
「ウチ、実は農家やってんすけど・・・実は爺ちゃんも婆ちゃんも亡くなった後、自分一人で大きな家に住んでて、空き部屋ならいっぱいあるんですよ」
「へぇ・・・どうする?」
「イキたいイキたいイキたい」
「そんな・・・そこまで迷惑かけちゃったら申し訳ないよ」

























Mameです。楽しんでいただけたでしょうか?
13Pで、リョーコと拓也のちょっとムフフな流れがありますが、
実は元の原案段階ではさらに長く、じっくりと、禁断のシーンがつづきました。
書き上げてとても満足したのですが・・・さすがにこれは奇々怪々からもBANされる!と思い、
校了版ではムフフの入口あたりで抑えることにしました。
いつかチャンスがあれば、「ピンクのしおり」バージョンも書きたいところです。
ま、無理かな。
Mameです。
毎度おなじみ、投稿アップしてから修正を加えております。
まだいくつか直したいところがありますが、とりあえずOKとします。