その日も何も変わりのない一日だった。
小学校での授業を終えた僕は一人で家に帰っていた。
僕の家へと向かう道中には少し不気味な道がある。
片方は小さな神社と、遊具がポツンと一つしかない公園。もう片方は背の高い木が生い茂る林に挟まれた夕方になると薄暗い一本道だった。
回り道をすれば明るい住宅街も通れるが、この道が家への1番の近道なのでいつもそこを通っていた。
その日もいつものその道に差し掛かり、地面に散らばった木の枝や葉っぱを踏みながら歩いていると、
ふと視線の先に小さな石が目に入った。
なんでもない石ではあるのだが、その石がなんとも蹴りたくなる絶妙な大きさと高さだった為、僕は何気なしにその石を力いっぱい蹴り上げた。
蹴られた石は前方に勢いよく放物線を描いて飛んでいき…
「いたっ」
僕は思わずぎょっとして立ち止まった。
僕の蹴った石は運悪く10メートルほど先を歩いていたおじさんの後頭部に当たってしまったのだ。
歩いていた時は周りに全く人の気配なんて感じなかったのに…
まるで飛んでいく石を目で追いかけた際に突然目の前に現れたかのようだった。
おじさんは痛そうに後頭部を手で押さえている。
突然の出来事に焦ってしまった僕は、一番してはいけない行動に走ってしまう。
その場を急いで逃げてしまったのだ。
道を引き返して逃げる際、一度だけ後ろを振り向いた。
こちらを向いているおじさんの顔を見てぎょっとした。
痛がっていたはずのおじさんは、歯を剥き出して目をくしゃくしゃにして笑っていたのだ。
その日は遠回りの道から帰った。
次の日の朝、登校すると友達のBくんが話しかけて来た。
昨日の帰り道に突然歩いていた人に話しかけられたというのだ。
『Aくんのこと知ってるかって聞かれたよ。知ってるって答えたらどの学校か教えてほしいって』
「え、それでなんて答えたの?」
『うん、Aくんの知り合いだって言うから教えたよ』
「知り合い?どんな人だった?」
『なんか白い帽子を被ったおじさんだった、ニコニコしてる』
僕はゾッとした。
昨日のあのおじさんも白いキャップを被っていたからだ。























想像してみたらやばい
ちゃんと謝ろう
怖いけどなんでオバサンが死んでお母さんも取り込まれたのに逃げるだけでちゃんとは謝らないの?
怖すぎるて寝れん