わけです。暗いと大変な作業になるので手早く作ります。
それに追われててあまり周りを観察する事がなかったんですよね。
バタバタと動き回り、ようやく椅子にすわって二人で食事をする時にはもう真っ暗です
改めて屋根を見上げると絵のようなものがある。
「なんの絵かな?」と友人に言うと「象形文字みたいな字が書いてあるね」と懐中電灯
で照らしてみる。
どうやらアイヌの人物画のようです。
床を改めて見ると柱の周りに模様のような印があるのです。
「なんだろう?」「さあ???」周りを懐中電灯で照らすと「お稲荷さん」のような
小さな神社があります。「ここ、やっぱりマズイんじゃないのかな?」と二人とも
思うのですが、雨の中を移動する気持ちにもなれないのです。
「仕方ないよね。明日は早めにテント畳んで出て行こう」と結局そこで寝る事に
したんです。
雨はずっと降っていて傘をさして周りを見てみようと言う気持ちにもなれず
その当時は「熊」のほうが怖くて、森や山のほうには移動したくなかったのでどうしても
平らな川沿いや広場のようなところを選んでしまうのですけど、あたりも暗くて、地元の
村の共用地に勝手にテント張ってるような事も度々ありましたので、朝は6時頃に起きて
テント畳んで出て行くようにはしていました。
蝋燭のランタンしか灯は無いのですぐに眠ってしまいます。
ところが・・
目が覚めたのです。寝てる身体に響くように足音のような音で目が覚めたのです。
よくよく聞くと足音のような音はズシ・・ズシ・・ズシと靴音とは違うようでした。
テントの前を往復してる。右から左へ、暫くすると左から右へ
身体を動かして足音のほうに行き耳を澄ますと
「・・・・・×○・・」「××・・」と会話も聞こえます。
まずは動物ではない。と内心はホッとしますがすぐに恐怖がこみ上げて来ました
日本語のニュアンスではないのです。
「×・・↓ ○××」「××・・○○・・」ボソボソと聞いた事のない言葉でした。
英語でもない中国語でもないのは「・・・よ」「・・・け」「・・ぽ」と言う語尾が
耳に残るからでした。

























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