もう大丈夫だろう。
これを話しても大丈夫じゃないか? と言う話を再び書いてみます。
これは某雑誌に投稿して掲載されたらしく、5千円分のカードが送られてきたんですよ
なぜ掲載されたのかは判りませんが恐らく、同じ体験をした人が多くて実は有名な場所
だったのでは?とも思います。
私が社会人になって二年目の夏です。今から40年近い昔の話です。
今はもうその場所は造成されて新しい道になっているので当時の景色とは違いますし
街灯の設備もされているし舗装もしっかりされていて面影はありませんので、同じ体験が
出来るとは思えません。それでは・・
8月の時期に友人達と軽井沢で遊ぶ予定を組みましたが、私は急遽行けなくなりました。
同じ日に行けなくなった私は当日の仕事が終わり次第、車で合流する事にしたのです。
夜の8時ごろ都内を自分の車で私は一人で軽井沢に向かいました。
軽井沢に登る峠の入り口を入ると右へ左へと連続して昇る山道になります
当時は赤いスポーツカーに乗ってましてね。ある程度の運転技術があったし、夜ですので
対向車があればライトで判りますので気軽にグングンとスピード出して昇っていました。
確か最初は左カーブだったと思います。
ヘッドライトに人影のようなものが見えてアクセルを緩めました。「ん??」という
感じですがサイドミラーを見ると真っ暗です。
次は右カーブの出口でアクセル踏んで勢いよく加速するとまたも人影のようなものがライトに
浮かぶのです。「あれ???」
(人かな?さっきもいたよな?でもこんな時間にいるわけないし、暗いし、峠道だし
標識か?警官に似せた標識かもしれないな)即座にそう思うと直線の登り道を加速して
もう一度左のカーブが見えてきました。
いるのです。今度はハッキリと認識しました。ライトに浮かびあがったのはトンネルの
出口でした。たぶん鉄道のものでしょう
一段高いそのトンネルの出口の場所に、明らかに人が居ました。
なぜ判ったのか今となっては不思議ですけど「その人」は女性で少し浮かんでいたのです
灯の無い場所で車のライトに映ったので服の色や種類は思い出せないのです。
もしかしたら思い出したくないので記憶から消去したのかもしれませんが、「女性」「白い」























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