DVD が終わった後は皆で感想とかを互いに言い合っていた。
俺はせっかくの雰囲気を壊したくなくて、テレビと照明は消したままにしていた。
テレビはDVD が終了したので真っ暗になっていたんだけど、そこからの若干の光で俺たち周辺への良い間接照明のようになっていたようだ。
「俺はやっぱり始めの方の、バスタブの排水口にあった女の首が一番怖かったなあ」
ユウジが少し興奮した様子で言うと、隣のユカが、
「いや私は最後のトンネルが怖かった〰️」
と身体を震わせる。
ひとしきり盛り上がった後に、ユウジがアケミの方を見ながら言った。
「ところでアケミさあ、お前時々変なところで悲鳴上げてたけど、あれって何か見えてたの?」
いきなり突っ込まれたアケミは少し戸惑った様子を見せながらも、口を開いた。
「いや私の見間違いかもしれないけど、何度かおかしなのが視界に入ったんだ」
「おかしなの?」
俺が尋ねる。
「うん、、、
だいたい画面右上の方だったんだけど、女の人の顔」
「うわ、こわ!」
この話は怖かったですか?
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待ってましたねこじろうさん!応援してます‼️
応援ありがとうございます
─ねこじろう
途中で話し終わった感有り