奇々怪々 お知らせ

不思議体験

N Yさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

夜の駅
短編 2025/02/12 14:29 455view

私は、夜の電車に少し前ぐらいに乗った。
その時の時間は深夜の2時ぐらいでそんなに大事な用事ってほどではないが、一応行ったって感じ。

夜の駅は私以外本当に誰もいなくて不気味だった。
ベンチがポツンと1個だけあり、風が不気味な感じで吹いていた。

そして、アナウンスで、
「まもなく、一番線を電車が、通過します。」
というアナウンスが聞こえたが、いつもとは何か違うというか、不気味な声だった。

そしてその20分後にやっと電車が来たかと思ったら、通過だった。

そのまま1時間ぐらいだろうか、待ち続けてやっと電車が来た。
その電車の運転手は凄く顔が暗く、黒いカーテンが閉まっていて、「見ないでくれ」そう言っているような気がした。

私が行きたい所までは電車で6駅ぐらいある。
いつもは20~30分で着くのだが、その日は2時間ぐらいかかった。
途中で80代ぐらいのおじいさんが乗って来て、私は少しホッとしたが、そのおじいさんは独り言で、日本語でもないし、英語でもないイボ語、ロシア語、ウクライナ語でもなさそうな、聞いたことの無い言葉だった。

私はそのおじいさんを少し信用し、声を掛けてみた。

私「あの、すみませんここって〇〇ですよね?」     〇〇=駅名
おじいさん「…m…#…は…☆…ん…-………」
という感じで全然何を言ってるのか分からなかった。

アナウンスで、
「次は名称不明の駅です」
や、
「次はお前だ駅です」
などの聞いたことがない駅で、途中から駅にも止まらずに、10分ぐらい止まったり動いたりの繰り返しだった。

1/3
コメント(0)

※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。

怖い話の人気キーワード

奇々怪々に投稿された怖い話の中から、特定のキーワードにまつわる怖い話をご覧いただけます。

気になるキーワードを探してお気に入りの怖い話を見つけてみてください。