私は、夜の電車に少し前ぐらいに乗った。
その時の時間は深夜の2時ぐらいでそんなに大事な用事ってほどではないが、一応行ったって感じ。
夜の駅は私以外本当に誰もいなくて不気味だった。
ベンチがポツンと1個だけあり、風が不気味な感じで吹いていた。
そして、アナウンスで、
「まもなく、一番線を電車が、通過します。」
というアナウンスが聞こえたが、いつもとは何か違うというか、不気味な声だった。
そしてその20分後にやっと電車が来たかと思ったら、通過だった。
そのまま1時間ぐらいだろうか、待ち続けてやっと電車が来た。
その電車の運転手は凄く顔が暗く、黒いカーテンが閉まっていて、「見ないでくれ」そう言っているような気がした。
私が行きたい所までは電車で6駅ぐらいある。
いつもは20~30分で着くのだが、その日は2時間ぐらいかかった。
途中で80代ぐらいのおじいさんが乗って来て、私は少しホッとしたが、そのおじいさんは独り言で、日本語でもないし、英語でもないイボ語、ロシア語、ウクライナ語でもなさそうな、聞いたことの無い言葉だった。
私はそのおじいさんを少し信用し、声を掛けてみた。
私「あの、すみませんここって〇〇ですよね?」 〇〇=駅名
おじいさん「…m…#…は…☆…ん…-………」
という感じで全然何を言ってるのか分からなかった。
アナウンスで、
「次は名称不明の駅です」
や、
「次はお前だ駅です」
などの聞いたことがない駅で、途中から駅にも止まらずに、10分ぐらい止まったり動いたりの繰り返しだった。
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