私は、「凄く変だな」と思い、運転手がいる所まで行ってみた。
運転手は服に血が染みていて、手には、刃物のような物を持っていたので「あの、ここで降りたいんですけど」とも震えて言えない。
アナウンスで、
「すみません、少し電車の行き先を調べるので止まります」
というアナウンスが流れた。
電車の中を歩いて、人を必死に探したが、無限ループのように、「あれ、ここさっきまでいた場所だな」と、心の中で思った。
そしてえアナウンスで、
「大変お待たせしました、まもなく電車を走らせます」
というアナウンスがやっと流れた。
その時私は、無限ループをどうやったら抜けられるか考えていた。
やっとまともな人がいた。
20代ぐらいの女性で、「ここどこか分かりますか?」と、私に聞いてきた。
私「ごめんなさい私もどこかあまり分からないんです」
女性「あ、そうですか。一緒にこの電車から降りませんか?」
私「はい」
そしてアナウンスで、
「次は、あの世です」
と、いかにもヤバそうなアナウンスが流れた。
気づいたら、電車の扉が開いていて、女性と一緒に降り、家に帰れた。
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