─今さら出てきても無駄よ。
そもそもあなたが悪いんだから、、、
未菜はまるで子供を諭すかのように、その何者かに話しかけている。
奥の窓に掛かるカーテンの隙間から漏れる柔らかな月明かりによって、視線の先の様子があからさまになってくる。
そしてドキリとした。
未菜の背中越しに、男のボンヤリとした白い顔がチラリチラリ見え隠れしている。
─誰だ?あいつは?
未菜が話しかけているのは男?。
いや、、、何かがおかしい。
─何だ、あれは?
訝しげに思い俺はさらに凝視した。
そしてその姿があらかた分かった途端、一瞬で背筋が凍りつき心臓が早鐘のように激しく脈打ちだす。
男は全裸でしかも四つ足で立っている。
体のあちこちには痛々しいみみず腫れがある。
そしてその口には猿轡がされ、首には鎖が繋がれた首輪がしてある。
さらに、、、
腕や脚の先にはあるべきものがなく、馬のように金属の蹄らしきものが付けられていた。
この話は怖かったですか?
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面白かった!
コメントありがとうございます!
─ねこじろう
もっと評価されていい作品ですよね~!
応援してます。
とく
ありがとうございます
─ねこじろう
ひきこまれました。
こういう話すきです。
コメントありがとうございます
─ねこじろう
最高です!でもちょっとグロいですね!(びっくりマークつける意味がわからん!)
こうゆう話好きです!ありがとうございます!
とっても面白かったです! 頑張ってください‼
k埠頭って神奈川埠頭のこと?
明々後日ミセスのライブいくからそれで思い出した