これは地元新聞社会面の片隅に掲載されていた記事なのだが、未だに私の頭を悩ませている。
良ければこれを読んでいる皆さんも少し考えて欲しい。
令和7年8月某日、
S市内M町商店街一角にある二階建ての店舗兼住宅ビルで二体の遺体が発見された。
一体は男性で一階店舗で発見され、推定年齢は4~50代、
もう一体は女性で二階の仏間で発見され、推定年齢は7~80代。
この店舗は地元ではまあまあ有名な中華料理店で、遺書も見つかったので遺体は恐らく店主と、その母親で無理心中を図ったのでは?ということだった。
私もこの記事を読んだとき、同じようなことを考えた。
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だが数日後に記事の続報を読んだとき、私の頭は混乱する。
というのは、のちほどの警察の捜査により発見されたのは店主と母親ではなく、全く他人の同じくらいの年齢の男女だったらしい。
そして本当の店主と母親は未だに消息不明というのである。
しかも遺体の死因は二人とも首の骨折だったという。
首を吊っての自殺であるというのならば、当然二人ともその状態で発見されたはずだ。
なのに二人とも首を骨折した状態で横たわっていた。
さらに住居内で見つかった遺書は何だったのか?
これについて私なりにいろいろ推察しているが未だに納得のいく結論には至ってない。
【了】
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