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リビングのダイニングテーブルで一緒にピザを食べた後は軽くシャワーを浴びさせてもらう。
それから未菜が隣の和室の真ん中に敷いてくれた布団に横になった。
未菜もしばらく部屋着に着替えたりメイクを落としたりしていたようなのだが、やがて室に入ってくると俺の隣に横たわり子猫のように体を寄り添わせてくる。
俺は正直さっき室の片隅に見えた幻が気になりしばらくは目が冴えていたが未菜の温もりを感じ、やがてうとうとしだすと微睡みの沼にはまりこんでいく。
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それからどれ程の時間が過ぎた頃だろう。
微かに聴こえてくる囁くような声で、俺は覚醒した。
ふと横を見ると隣の寝床はもぬけの殻で、横たわったまま顔だけを上げ声のする先に視線をやる。
そこは部屋の片隅。
あのカーペットの敷かれた辺りだ。
暗くてよく見えないのだが、未菜らしき者の背中がボンヤリ視界に入った。
どうやら彼女は中腰になり、片隅にいる何かにヒソヒソ話しかけているようだ。
俺は耳を澄ます。
断片的にしか聴こえて来ない。
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面白かった!
コメントありがとうございます!
─ねこじろう
もっと評価されていい作品ですよね~!
応援してます。
とく
ありがとうございます
─ねこじろう
ひきこまれました。
こういう話すきです。
コメントありがとうございます
─ねこじろう
最高です!でもちょっとグロいですね!(びっくりマークつける意味がわからん!)
こうゆう話好きです!ありがとうございます!
とっても面白かったです! 頑張ってください‼
k埠頭って神奈川埠頭のこと?
明々後日ミセスのライブいくからそれで思い出した