これは数か月前に俺が体験した話
もう辞めてしまったが、数年前、俺はブラックな会社で仕事をしていた
始発で会社に行って終電で帰るような毎日
休日出勤は当たり前
家に帰らない日も何日か
そんな毎日だった
とにかくやらないといけないことが多くて気が狂いそうになっていた
常に頭をフル回転しないといけなかった
あれやらないと
これもやらないと
ああ! これ忘れていた
そんなのがずっと、24時間続く状態
そんな状態だから家で寝ようという時も、頭はずっと仕事のことでいっぱおで眠れやしなかった
人間疲れて過ぎていると眠れないものなんだ
そんな状態でも寝ないと死んでしまうからどうにか眠って、1~2時間してすぐに起きて会社にいく
それが日常だった
そんなある日の深夜
いつも通り、深夜に帰ってきて、そのまま倒れるようにベッドに横になった
その時は着替える気力もなかった
風呂の準備なんてとてもとても
このまま寝ようとした時だった
頭に急に1つの案件が浮かんできた
俺は飛び起きた
しまった!
忘れていた!
確か急ぎでやらないといけないことがあったはずだ
なのに全然手を付けていない
早くやらないと
焦燥感が湧き上がり冷や汗がじわりと浮かぶ
寝ている場合じゃない
早くやらないと
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