二丁目 巨大地下水路伝説
投稿者:rark (32)
Aは発狂しながら元来た方向へと、走っていきます。
フフッ…
聞こえた。これがAの聞いていた声がはわかりませんが、確かに子供の声のようなものが聞こえました。その事もあり、内心パニックになって、僕は急いでAを追いました。
そこからBと合流してAを追います。どれだけ走ったでしょうか?気がつくと、僕らは3人は、地下水路の入り口前まで戻ってきていましたとりあえず、Aを落ち着かせ、入って来た穴をくぐります。そしてバテバテになった僕らは、その場に座り込みます。
すると、Bが僕に尋ねます。
「なぁ。Cって誰なん?」
「え?あ…」
そんな友達最初からいなかった。
「じゃあ、アイツは?」
すると、さっきまで震えていたAが口を開きます。
「俺はさー。始めの地下水路。あー長い階段
下りる前ね。そん時気付いたわけよ。アレ?声が聞こえる。って。いや、俺も初めは気のせいかな?って思ってたんだけど。えらい近くで聞こえるっていうか、頭に入ってくるっていうかさ。そしたら、わかった。その音。
Cから出てるわけよ。Cの顔、なんか死人見たいでさ、口がちょっと開いて、そっから ハハハ。っていう子供の声みたいなん。それと同時に気付いたわけよ。
あれ?こいつ…誰だ?
って。そっからとにかくパニックでさ、なんとかして逃げないとって。その…Cってやつ、一番後ろにいるわけだから、バレないように、適当な理由つけて、階段下りたんよ。」
僕もBも、何も言わず、話を聞いていましたが、僕はふと尋ねます。
「お前さ。階段下りた後、なんであんな事しとったん?」
するとAの顔からますます血の気が引いていきます。
「いや。そうだよな。おかしいよな。覚えてない。覚えてないんよ。階段下り切ってドア開けたらさ。なんかぼーっとしてきて、そっから覚えてない。でさ、気づいたら変な部屋にいて、お前の呼ぶ声でやっと気付いたんよ。」
僕「……」
「そっからは覚えとる。真ん中にボロい作業服が落ちとって、それ囲むように、子供が5人?いや7人くらい体育座りで、狂ったようにケラケラ笑ってやがるんだよ。そしてさ。その子供達の中におったんよ。
…
同じようにケラケラ笑ってるCが」
Aはそう言うと、またガタガタ震えます。しかし、僕はAの言っているものなんか見てません。
B「まぁ…変えろーぜ。もう6時なるし…」
僕も、地下水路の入り口から離れたかったし、何よりも今の事実を信じたくはありません。
3人で帰ろうとしたその時、
「あれ?もう出ちゃったのか。」
もちろん。僕ら3人は誰も喋りません。そして、この声を僕らは覚えている。Cだ。Cの声だ。そしてその声は地下水路の入り口である1メートルくらいの穴から聞こえてくる。
「あー…もう出たのか。
なぁ…もう一回入ってこいよ。
下で…待ってるからさ…
下でまってるよー…‼︎」
この話マジで怖かったし、ラストでrarkさんの才能を感じた。
投稿お疲れ様です。
自作でコレはマジですごい(笑)
rarkです。
ありがとうございます。これからも投稿していくので、頑張ります‼︎
kamaです。タイトルからしてワクワク感がありますねぇ~。大好きです、この感じ。
↑rarkです。Kamaさん!ありがとうございます😊
こういう子供の冒険、恐怖と感動が混ざったの好き
近ずくじゃなくて近づく、ですよ!
非常に面白かったです!
rarkです。↑すみません(;_;)深夜の2時に書いたやつなので所々誤字がありました🙇♂️
俺、C。怖がってくれてありがとう。
“4人くらい集まって”の”くらい”は伏線なんですかね?
めちゃ怖かった