言い方は悪いですが、「友達になってはいけないタイプの人」っていますよね。
小学校三年生辺りだったと思います。その頃、私はそういう子と友達になってしまいました。
その子のことをここではMちゃんと呼ばせてもらいます。
Mちゃんは学年内でも浮いているタイプでした。真偽不明の噂もたくさん流れていました。
挙げるときりがありませんが、「先生が配ったプリントをこっそり食べていた」とか「他の子のスティックのりを盗んで、それに自分の名前を書いてそのまま使っている」とか。
皆Mちゃんの物を隠したり、ケガをさせたり等の目立ったいじめはしていませんでしたが、確かにMちゃんは学年内で孤立していました。
正義感なのか善意なのか、私は学校でMちゃんに話しかけました。もしかしたら小さい頃の私は可哀想な子を助ける良い子になりたかっただけなのかもしれませんが、少なくとも私はMちゃんを「可哀想な子だ」と認識していました。
学校で話しているうちに、私はMちゃんと仲良くなりました。
その後のある休日、私の家のインターホンが鳴りました。
モニターを見るとMちゃんが立っています。
その時点で私はかなりの違和感を覚えました。
Mちゃんには、自分の家の場所や住所など、教えていなかったからです。
でも、その頃家に親はおらず、「Mちゃんと仲良しだし入れちゃってもいっか!」と楽観的に、私の家はきっと他の友達から聞いたんだと納得させ私は彼女を家に入れました。
その日は何事もなく2人で遊んで、帰ってもらいました。
いえ、何事もなく、は嘘かもしれません。私がお手洗いに行って帰ってきたとき、私が開けっ放しにしていた遊び道具などをたくさん入れていた棚に随分と興味を寄せている様子でした。
ドアを開けた瞬間、棚に伸びていた手が一瞬で引っ込んだ気もしましたが、そのときは何も言いませんでした。
そのまた後日、インターホンが鳴りました。モニターにはまたMちゃん。遊ぶ約束はしていませんでした。
なんとなく嫌な感じがしたのと、単純に遊ぶ気分でなかった私は、母に代わりに出てもらいました。
インターホンからMちゃんの声で「◯◯さん(私)、いますか?」と聞こえてきます。
私の方を見た母に、私は首を横に振りました。私の意図をくみ取ってくれた母はこう言いました。
「ごめんね。◯◯、今出かけてるの」と。
私は母の声に安堵しました。これで彼女も諦めて帰ってくれるだろうと。
でもMちゃんはこう返しました。
「じゃあ◯◯さんの弟と遊びます」
目的の読めないMちゃんの言動に私は耳を疑いました。
母もおかしいと思ったのでしょう。
驚きながら「ごめんね、□□(弟)も出かけてて」と言いました。
「なら、お母さんと遊びます」
Mちゃんはこう続けました。
「ご、ごめんね。私も今手が離せなくって…」
母がこう言うと、Mちゃんは食い気味に





























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