子供が怪我をする神社にいるもの
投稿者:わたあめ (6)
岩手県にある神社の話です。
その神社には、表の入り口の他に、裏口のような小さな他の入り口があります。その裏口には小さな鳥居と石段があるのですが、その鳥居はとても小さく、鳥居にかかっている縄には子供でも触ることができます。そして、その鳥居で遊ぶと、遊んだ子供はかならず怪我をすると言われています。
縄にぶら下がって落ちてしまった子。その場ではけがをしなくても、神社で遊んだ帰り道でけがをしてしまった子など、その神社で遊んだせいでけがをしてしまったという話は本当に多くあります。せまくて人もあまりいなく、雰囲気も少し暗いのでなんとなく避けたくなるような場所です。
子供たちに危険な遊びをさせないための言い伝えのようでもありますが、実際にその神社でけがをした子供はとても多く、骨折やねん挫など、治療に時間がかかるけがをする子が多くいます。あくまでも「怪我」をするだけで、重傷になったり、亡くなったりする人の話は聞いたことがありません。
また、その神社の裏口では、「男の子」が目撃されることが良くあります。その男の子は夕方になると石段に座っていて、じっとしているそうです。見かけた人が声をかけると、消えてしまうと言われています。声をかけると、声をかけた本人がけがをするとも言われていて、石段に座っている男の子を見ても絶対に話しかけないほうがいいそうです。
もしかしたらその男の子がいたずらをして、他の子供たちもけがをしているのかもしれません。
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