次の日の学校でも、
その話で盛り上がった。
「シュウ完全に信じてたよな(笑)」
「最後ちょっとマジだったけどな」
そんな話をしていると、
教室に入ってきたシュウが、
妙に機嫌悪そうに俺たちを見た。
「お前ら、マジでやめろって。」
笑いながら言った感じじゃなかった。
「だから知らねぇって」
ケンジが半笑いで返す。
するとシュウは、
携帯を開いて、
俺たちに画面を見せてきた。
そこには、
昨夜届いたメールが表示されていた。
「なんでバラしたの?」
その下に、
もう一通。
「次はあなたが嘘つく番ね」
俺たちは顔を見合わせた。
差出人は、
間違いなく俺たちが昨日使っていたアドレスだった。
その日を境に、
シュウの様子は目に見えておかしくなった。
休み時間も携帯ばかり気にしていて、
着信音が鳴るたびにビクッと肩を震わせる。
最初のうちは、
俺たちもまだ半分笑っていた。
「本当はやってんだろ」
「ケンジじゃねぇのマジで」
そんな感じだった。
でも、
三日目ぐらいから、
さすがに空気が変わった。
昼休み、
シュウが急に机を蹴った。
「だから知らねぇって言ってんだろ!!」
教室が静まり返る。
シュウは顔を真っ赤にして、
携帯を握り締めていた。
担任が来て、
その場はなんとか収まったけど、
あいつはそのまま保健室へ行ったきり
帰ってこなかった。
「あいつ大丈夫か…?」
珍しく、ケンジも少し引いていた。
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