父親も言った。
「お前、笑い方変わったな」
—
友人も言った。
「なんか別人みたいだな」
—
みんな同じことを言った。
—
ある夜。
優斗は昔の写真を見ていた。
小学生の頃。
中学生の頃。
高校生。
大学。
全部自分だ。
だが。
違和感がある。
その写真の自分が。
知らない人に見える。
—
そして。
最後に幼稚園の卒園写真を開いた。
何百人もの園児が並ぶ集合写真。
優斗は息を止めた。
一番後ろ。
園児でも先生でもない。
真っ黒な人影。
顔のない何か。
写真の端からこちらを見ている。
—
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