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呪い・祟り

プルプル布顚🍮さんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

白蛇と腕時計
長編 2026/04/06 16:29 340view

濱野「うん。」

俺は部屋を出て、飲み物とお菓子を取りに行く。ポテトチップスとジュースを持って、また部屋に戻った。

俺「ただいま〜!ポテチとジュース持ってき…」

そこには血溜まりと、にっこりと笑う濱野の姿があった。

濱野「どうしたの?そんなに驚いて。」

俺「おい…何やってるんだよ!」

濱野「中の構造が知りたくてさ。」

濱野の手にはカッターと、縦に裂かれた白蛇が握られている。

俺「そいつは俺の家族なんだぞ!?」

濱野「えwただの蛇だろ?w家族でもなんでもないでしょwはははっw」

濱野は、口元だけが笑っていて目は笑っていなかった。

それからあいつはおかしくなってしまった。

教室で飼っていたメダカも切り裂こうとして、俺は思いっきり濱野に水を掛けた。

俺「いい加減やめろよ!」

濱野「…」

毎回、濱野は口元だけが笑っていた。

濱野は俺がどんな酷いことをしようが、やめなかった。それどころか、口は弧を描いている。でも俺は、濱野の為に「やめろ」と言い続けた。カッターを隠したり、机に「命は無駄にしちゃダメだ!」と書いたこともあったが、効果は無かった。

それから三年間、ずっと俺は濱野に言い続けていたがやはり何も変わらなかった。その後濱野と会う事も無くなっていった。

それから約十年後の事だった。

夜、車を運転しているとあの時の白蛇と濱野がいたんだ。俺はパニックになってそのまま濱野に突っ込んだ。「ドンッ」という物凄い衝突音が鳴ったその時。

確かに俺は見た。

口元だけが笑った濱野を。

それから俺は捕まった。

俺が何をしたっていうんだ。

全ては濱野が、あいつが俺の飼っていた白蛇を殺したのが悪いのに。

ー ー ー ー ー 

 僕は高校に入ってすぐの頃、友達はいなく一人で過ごしていた。この日は消しゴムに死んだ愛猫の模様を彫っていた。まぁ、その猫は僕が殺してしまったのだが。

寺田「お前器用なんだな!」

同じクラスの寺田君だ。

僕「…ありがとう。」

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