ー ー ⚠︎注意⚠︎ ー ー
この話はフィクションです。登場する人物や場所などは全て存在していません。
(ちなみに前回の投稿「怪闇小噺 人形」を読んでからの方が面白いかもしれません。)
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とある所に「メリー」という名の人形を持った少女が居た。今日、その少女は両親と引越しの作業をしていたそうだ。その時少女は間違えて人形のメリーをゴミ袋に入れてしまった。引越しが終わってから、少女はその事に気が付いた。
少女はメリーが居なくなってとても悲しんだ。何故なら、メリーは少女の宝物だったからだ。
両親は「また新しい人形を買ってあげるから」と言い、なんとか少女を納得させた。
それから新居での暮らしに慣れ、少女がメリーの存在を忘れ始めた頃だった。
「チリリリリリリリリン、チリリリリリリリリン」
少女の家の電話機が鳴り響いた。表示を見ると公衆電話から。両親は仕事で夜まで居ない。少女は親だと思って電話に出た。
少女「もしもし?」
すると、電話の向こうの相手が返答をした。
「もしもし。私メリーさん。今、◯◯駅にいるの。」
「ツー。ツー。ツー。」
ここで電話は切れてしまった。◯◯駅は少女の家の最寄り駅である。その時は悪質な迷惑電話だと思ったそうである。
少女「なんだったんだろ、あの電話…」
そう思った直後、
「チリリリリリリリリリン、チリリリリリリリリン」
また電話が鳴った。少し不安ではあるものの、電話に出た。
少女「もしもし?」
「もしもし。私メリーさん。今、◯◯公園にいるの。」
「ツー。ツー。ツー。」
「メリーさん」と名乗る者は、確実に少女の家へ近づいていた。彼女は心配になって、玄関の鍵が閉まっているか確認しに行った。鍵はしっかりと閉まっていた。
ホッとして玄関から戻ってくると、また電話が鳴った。表示はやはり、公衆電話になっている。
少女「あの、迷惑なのでやめてくれませんか?」
「もしもし。私メリーさん。今、◯◯商店街に居るの。」
「ツー。ツー。ツー。」























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