ここまで長々と友人達にまつわる思い出話を書き連ねてきましたが、最後に私自身の事を書いて終わりにしようと思います。
そもそもなんで私がこの文章を書こうと思ったか、それは楽になりたかったからです。
皆さんに真相を知って頂き心にのしかかる重荷を少しでも軽くしたかったから、ただそれだけなんです。それ以外の他意はありません。
3人の人生をめちゃくちゃにしたのは他でもない私なんですから。
キョーコの転落事故に端を発した今回の悲惨な出来事ですが、まだ話していないことがあります。そもそもキョーコはなぜ放課後に学校の屋上なんかにいたと思いますか?
あれ、私がそう仕向けたからなんですよ。
キョーコには思いを寄せていた別のクラスの男子がいました。仮にA君とするとして、
私がキョーコに「A君が放課後に屋上で話したいことがあるってよ」と嘘をつきました。
そうやって待ちぼうけを食わせて笑ってやろうと思ったからです。
何故そんなことをしたかって、私キョーコには前から少し腹が立っていたからです。
人の物をしょっちゅう借りては中々返さなかったり、空気の読めない発言ばかりするし、これは直接耳にはしませんでしたが私の陰口もよく言っていたようなんです。
だから少し仕返ししてやろうと考えるのは当然の成り行きだと思いませんか?
しかし私の名誉の為に言っておきますが彼女を死なせるつもりは決してありませんでした。
ちょっと悪戯して笑ってやろうと、そう考えただけなんです。だから自殺の話が出た時は最初訳が分からず混乱しましたよ。
とはいえ私の悪戯のせいでキョーコは屋上から誤って転落してしまい、そのせいでカオリは偽の遺書を書こうなんて思いつき、それでミキはイジメの濡れ衣を着せられて精神を病んで地元から逃げ出したのは紛れもない事実です。
この不幸の連鎖、悲惨なドミノの最初の一押しをしたのは弁解の余地なくこの私です。
やっと、ついに吐き出せました。これが私の言いたかった全てです。
しかしいくら悔やんでも悔やんでも過去は変えられないのです。
私ができるただ唯一の償い、それは3人の分まで幸せになることです。それが私に課せられた義務であり責任なのです。カオリもミキもキョーコもきっとそれを望んでいると信じています。
最後に、ダラダラ長くなってしまい申し訳ありませんでした。
これでもだいぶ端折ったのでご勘弁を。
それにしてもこの文章を書いていて気付いたんですが私たち4人って、
言う程仲良くなかったかもしれませんね(笑)


























人っていうのは本当に知らないことだれけで興味深いな知られざる秘密っていうのはきっといっぱいあるんだろう
最高に胸くそ展開じゃないですか
人ってそんなもんですよね
タイトルが仲良し4人組ではなく、にぎやか4人組であることがポイントですね〜
人の裏の考えがわかる!!!!!!!!!!
怖ー人って怖いねてか黒幕お前かい
笑ってんじゃねーよ
それなー
だから人間が一番怖い。幽霊も悪霊やら生き霊はタチが悪いが人間が一番残酷な生き物です
「最低。皆仲良しの友達だと思ってたのに」系な感想が同窓会の暴露で出なかったのは
「なんで屋上にいたのかは分かんなかったけど」ってところで「それ私だ」って思ったからなんだね
なかなか黒いオチでおもしろかった