ヒトコワは九割がたムナクソー。でもこの話は胸糞じゃないからヒトコワ嫌いな人も安心して読んでよね。おれも胸糞だいっ嫌いだからーw
スーツあるじゃん。厳密には違うのかもしんないけど、背広ってやつ。あれ、洋服の中でもなんで単独で指して「スーツ」と呼ばれるのかって話な。
ウエットスーツとかパイロットスーツとか、「着るもの、体を覆うもの」という感じでスーツっていろいろあるけど、ただ「スーツ」とだけ言うと背広を指すみたいなイメージあるよね。
あれはさ。もともとはイギリスの騎士が元になってんだよ。騎士と聞いてイメージするのって、兜をかぶって全身鎧を着て剣を持ってるやつでしょ?
あの鎧ってさ、ファンタジーもの好きな人なら知ってると思うんだけど、全身を覆う鎧は「スーツアーマー」って呼ぶのよね。
実は「スーツ」ってさ、騎士の完全装備であり、正装でもあるスーツアーマーを、現代的に直したのが「スーツ」なんだわ。鎧を着て戦う必要はなくなったけど、
誇り高き騎士が身につけるものであったスーツアーマーが、誇り高き人が身につける衣服として、スーツアーマーが形を変えて残ったの。
その証左は現代のスーツ、正装に見られる。上下揃いの上着とズボン。これは当然の基本。古くはチョッキを上着の下に着ていた。これは鎧の下に着ていた布鎧や鎖帷子のかわり。
袖のカフスボタン。これは手甲、ガントレットを留める部位の名残。紳士の手袋はガントレットのかわりだね。
腰のベルトは言うまでもなく、ズボンを留めるためでなく剣をつるすベルト。だからこそスーツには革ベルトが合わせられる。
首元は襟の立ったシャツにネクタイ。立った襟は鎧の首を守るために首元の装甲版部分の再現。ネクタイはneck-tie、「首を絞める」と読むが、つまりは首を覆って守るもの。
昔は正装には帽子をかぶったけど、帽子は兜のかわり。今でも軍隊の挙手の敬礼、額の横で手を揃える敬礼は、兜の面頬(バイクのヘルメットでいうバイザー)を上げて
「あなたの部下の私です」と顔を見せる略式の礼の名残だし、帽子を取ってお辞儀をする脱帽の礼は兜を脱ぐ正式な礼と同義だしね。
だからスーツってやつは、上下揃い、襟の立ったシャツ、革ベルト、ネクタイ、チョッキ、手袋、帽子が正式で、それは騎士の鎧兜、スーツアーマーを再現しているものなの。
だから、スーツを着る者は騎士と同じ誇りを持ち、みっともない行為、自分勝手な行為を戒めて自らを貶めない、自身にも誰にも恥じることのない生き方をしなきゃいけないって、
スーツはそういう人が身につけるものなんだってことなんだね。
おれは毎日作業服着て仕事してるけどね。うるせえよ作業服は作業員の戦闘服なんだよぉ!w
で。
ヒトコワ?うん。スーツアーマーとスーツ(背広)の話な。これ全部おれが思いついた嘘だから。もし「へーえ!そうなんかー!」って思ったとしたら、
それっぽい嘘にころっと騙されんよう気ぃつけんといけんよ?って話。決してあなたを馬鹿にしているわけじゃない。
おれが書いたスーツの元ネタなんて、この程度のものなんか比較にならないくらい本当にうまい嘘を、人を傷つけたり不利益を与えたりなんて気にもせずに我欲のためだけに平気でつく奴は実際いる。怖いよほんと。

























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。