助手席の鑑識であろう男にその袋を渡し、簡易鑑定するように指示した。
「以前から、このバッグを持っている人物がクスリをやっているという情報を掴んでましてね。」
男はそう言ってスマホの画面を僕に見せた。
それはまさにこのバッグの写真だった。
僕はそんなバッグの写真なんか撮らないし、これを撮れるのはAしかいない。
その瞬間、AとBが警察とつるんでいる事を悟った。
そう、僕はAにハメられたのだ。
前のページ
3/3
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 17票
これでAにはめられたことになるのでしょうか?今日はいつもこんなアロハシャツを着ているAに頼まれてバッグを回収しただけだと言えちゃうのでは?
(。´・ω・)ん?
読みやすい。
同感です。写真のアロハシャツは部長だろう。だったら、頼まれて持ち帰っているだけ、と主張すれば大丈夫では。それともAと部長がグルだった、ということ?
う~ん…Aのバッグだから彼の指紋がベタベタついてるから速攻ばれるような・・・
ついでにこの嵌められた(?)彼もべらべら喋るだろうし、コインケースにもBの指紋がついてるし。
あと、この人ってクスリやってないだろうから覚せい剤検査でシロになってしまうので「A,Bにはめられた」って言えばアッサリ信用されてしまうな。
…これは、後日談でA,Bが逮捕されたって言う話かもしれない!
わかりにくい所があったようですので、加筆・修正いたしました。
作者より
面白い