ジュースのおばさん
投稿者:誠也 としひら (5)
俺達はみんな頷いたが、その、トウヤが気になった。
C「なんでそのトウヤって子探してるの?」
B「もしかしてゆくえふめい?誘拐されたの?」
誘拐という言葉が出た瞬間、みんな一斉にビクッとした。
おばさん「あはは、違うよ。そんな事件ではないから気にしないでね、ただおばさんと同じお仕事してる人から同じようなこと聞かれたの。みんなは心配しなくて良いのよ。」
俺達はホッとした。そこで調子に乗ったCが、
C「おばさん、そのトウヤを見つけたらご褒美くれる?」
なんてことをふざけて聞いたのだ。
そしたらおばさん、目を大きくし、首を大きく縦に振って
おばさん「内緒だけどね、このバッグの中に目一杯ジュースとお菓子詰めてタダであげるよ。」
と囁いた。
俺達は、すげえ!と大きな声で盛り上がった。
おばさんの帰りにはもう刑事になりきって捜査をするなんて言って約束をした。
だが、結局学校にはトウヤなんて名前の子はいなかった。
土日にAと共に、学童野球のチームメイトに聞いても、自分たちの学校にはいないみたいで捜査は難航した。
A「諦めようぜ、トウヤなんて俺らの友達にはいないからしょうがねーよ」
俺「そうだな…でも、なんでおばさんはそのトウヤって子を探してるんだろう、おばさんの子でもないんだろ?」
俺の問いにAは眉間にしわを寄せていった。
A「俺さ、思うんだ。トウヤは本当はおばさんの子なんだよ。」
俺「えっ?」
A「なんか前テレビで見たんだ。離婚したお母さんが自分の子供を探してなんか、さいばん?とか起こす奴。」
俺はAの推理に何となく信憑性を感じた。
自分の子でもなかったらこんなに探さないだろうし、現時点ではトウヤの「お母さん」ではないだろうから。
おばさんの「私の子ではない」という言葉には納得がいく。
俺とAは、すっかりその気になって、また月曜日にみんなにこの推理を話すを事にした。
月曜日、教室でAは俺たちにその話をしようとすると、Cがニヤニヤしながら言った。
C「へへ。みんな、悪いがジュースとお菓子は頂くぜ」
俺とAはキョトンとしてるとBがすぐに突っ込んだ。
B「おまえ、まさかトウヤって奴、見つけたのか?」
Bの問いにCは、まあまあと言いながら余裕たっぷりに俺たちに囁いた。
C「通ってる剣道クラブに隣町の学校から来てる奴が、その名前の友達を知ってるらしいんだ」
面白かったです、でも悲しい話ですね
ん~?
え
子供から目を離すな!
韓国人て怖すぎる
子供から目を離した自分い悪いのに韓国人て怖すぎ
「危険な好奇心」に似てる
パクさんですか
こう言う親って人のせいにするよね。
とうや君は別に息子をしに追いやったわけでもないのに逆恨みもいいところ。可愛そうすぎ。
飛び出した本人とそれを見てない親が悪い
kポップ好きだけどこの話聞くと韓国が怖い。😱